音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
ふるもりポポピアノには、
いくつかのオキテがあります。
その中で、お月謝袋について・・・・お話します。
お教室では、毎月お月謝袋をお渡しして、
その中にお月謝を入れて、持ってきて頂きます。
以前、一度銀行振り込みに対応したこともあったのですが、
あれは、失敗でした・・・・
なんでも、「自動」にすりゃ~いいってもんじゃありませんね。。。。
お月謝は、前月の月末か
当月の初月にお願いします。
・・・・て事にしてあります。
実のところ、遅れる人が多いので、
ちょっと困っています。
守ってください。
・・・・・という話じゃなくって!
その、お月謝袋の渡し方です。
生徒さんから、私への、渡し方。
ココに、オキテがあります。
時々いらっしゃるのですが、
レッスン室に来て、バッグからテキストを出しながら、
「先生、はい、これ。お月謝。ココにおいておきますね。」
って、ピアノの上に、ポーンと置かれる方。
っちょ~~~~~っと 待ったぁ!!
そこじゃない、そこじゃないよぉぉぉぉぉ。
だめですからぁ。
「いえ、それはキチント手渡しで頂きます。
ウチのお教室には、儀式があるのよ~。」
と、言いながら、やんわり拒否いたします・・・・・あはは。
まず。
生徒さんご本人に、聞きます。どんなちびっこでも。
私:「ね、これさ、中に何が入ってるか知ってる?」
生徒:「知らない」
私:「じゃさ、一緒に見てみようか。何が入っているかなぁ・・・・?」
生徒:「あ、お金だ」
私:「うん。そうだね。
では、問題です。お金は大事でしょうか、大事じゃないでしょうか?」
生徒:「大事」
私:「うん、大事なものだよね。じゃあ、ちゃんと両手で大事に持とうね」
生徒:「うん」
はい、まずは、ココです。
大事なお月謝袋を、先生にさし上げるのに、
片手で扱ってはなりません。
いや、私のことを、奉ってくださいってことじゃないわよ。
ただ、大事なものの、取り扱い方を学んでもらいたいのです。
私:「でさ、これを、今から先生に『はい』ってあげるんだよね。
じゃさ、先生に見えた方がいいかなぁ?
○○ちゃんに見えたほうがいいかなぁ?」
生徒:「先生」
私:「わぁ、すごい。これ、難しい問題だったのに、よくわかったね。
そう、先生に、可愛く見えるように持ってね。」
次のポイントは、ココです。
相手に何かをさし上げる時には、
相手にキチント見えるような向きにする。
些細な事ですが、大事なことです。
逆さまになっていませんか?
裏返しになっていませんか??
生徒さんは、ココで、お月謝袋をぐるぐる回しながら、
確認していきます。
できた!
私:「うん。できたね。
じゃ、先生に見えるように両手でもって・・
こう、言って見ようね。
『今月もよろしくお願いします』
一緒に言ってみよう。さん、はいっ!」
生徒と私:「今月もよろしくお願いします」
私:「はい、ありがとうございます」
これを、毎月やります。
最初の頃は忘れちゃう子もいるけれど、
これは、必ず、覚えて頂きます。
うちのお教室のオキテですから。
新しく、うちのお教室にいらっしゃった方は、
はじめにびっくりされるのが、ココです。
「へ~、こんなことも、するんですね。」って。
はい、します。
こういった、些細な事に気を使えたり、
細かいことを相手に配慮できたりすることって、
実は、コミュニケーションの始まりなんだと思います。
マナーです。
こんなことを気遣えないようじゃ、
音楽の細かな音の響きや
繊細な音の変わりゆく様子を感じることはできません。
心は、豊かに育てないと、
細やかな動きを察知できないのです。
ふるもりポポピアノは、
脳を鍛え、心を育てるお教室です。
どうか、みんなが音楽とお友達になって、
素敵な音楽人生をおくれますように!!
そのためのオキテです。
あ、このオキテ、ココで終わりではありません。
お月謝袋を受け取った私は、
必ずその場で中を確認することにしています。
そして、
「はい、確かに。」
ここで、終わりです。
過不足がないか、この場で確かめることが、
一番、トラブルにならないってことを、
もう、学んでいますからね。
その場で中を確認するって、
なんか、ちょと下品な感じがして、抵抗があったのですが、
お互いのために、これが一番スマートなやり方のようです。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
クリックして私を応援してください。
にほんブログ村
1 ■無題
確かに、その通りですよね。
私も必ず、両手で渡し両手で受け取るようにしております。
お月謝袋の向きまでは気にしていなかったので、今度伝えてみます☆
他にも靴をそろえる、挨拶はきちんとする、基本的な事ですが大切ですね。
特に『ありがとう』は、どんな些細な事に対しても言うようにしております。
http://ameblo.jp/oioi3521/
2 ■Re:無題
>石橋ちあき先生
コメントありがとうございます。
そうですよね。やっぱり、お金は両手で扱うべきですよね。
そういった心遣いも、
お稽古事の場面で学べると良いな~と思っています。
ふるもりポポピアノのオキテは、いろいろあります。また、ご紹介しますね。
「ありがとう」は、大事な素敵な言葉ですよね。
私からも、大事につかうようにします。
先生、これからも、仲良くしてください。
http://ameblo.jp/furumoripopopiano/
3 ■なるほど!
こんにちは。
初めてコメントさせて頂きます。
私も礼儀については悩んでいて、
特に言えば言うほど「自分を敬え」「先生は偉いんだぞ」ってなるようなところがもやもやしていました。
先生のブログを読ませて頂き、
あ、なるほど、お金は大事なものだよってことや、渡し方も相手の為にどう渡したら良いか(先生相手だからと限ったことでなく)という目線でお話する方法もあるんだーっと勉強になりました。
またブログ拝見させて頂きます。
ありがとうございました♪
http://ameblo.jp/watanabe-ongaku/
4 ■お月謝の心得
当然のことのようで、改めて文字にされると確信が持ててよいですね。
こどもがお世話になるお稽古や塾のお月謝は、
必ず新券を袋に入れるよう、両替をしておきます。
若い頃、自分のお月謝をお願いするときから
ずっと守っている、これは私のオキテです。
5 ■Re:なるほど!
>『川口市 ワタナベ音楽教室』まどちゃん先生
はじめまして。コメントありがとうございます。
私達、お稽古事の先生は、
こういった礼儀とか、お行儀とかにも触れて、
「相手の方と、気持ちのよい空間を共有するためにはどうしたらよいのか」という気配りも、
伝えていける お仕事だと思っています。
それって、コミュニケーションだと思うのです。
これからも、仲良くしてください。
http://ameblo.jp/furumoripopopiano/
6 ■Re:お月謝の心得
>takaさん
コメントありがとうございます。
新券ですか。さすがですっ!!
私も、子供の頃は、母が毎月用意していました。
うっかり、忘れたときは、お札にアイロンを欠けていたことも・・・・
私も、以前は、生徒さんに新券にするように申し伝えていたのですが、
両替が有料になってから、ちょっと気が引けて、強制はしていません。
でも、やっぱり新券でいただくと、
気持ちが良いものですよね・・・・
これからも、仲良くしてください。
http://ameblo.jp/furumoripopopiano/