ふるもりポポピアノの掟・・・お月謝袋編

2012 9月 11 お月謝, レッスンの風景 , , , 6 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






ふるもりポポピアノには、
いくつかのオキテがあります。

 


その中で、お月謝袋について・・・・お話します。

 

 

 

 

お教室では、毎月お月謝袋をお渡しして、
その中にお月謝を入れて、持ってきて頂きます。

 

 

以前、一度銀行振り込みに対応したこともあったのですが、
あれは、失敗でした・・・・
なんでも、「自動」にすりゃ~いいってもんじゃありませんね。。。。

 

 

お月謝は、前月の月末か


当月の初月にお願いします。

・・・・て事にしてあります。

 

 

 

実のところ、遅れる人が多いので、
ちょっと困っています。
守ってください。

 

・・・・・という話じゃなくって!

 

 

その、お月謝袋の渡し方です。
生徒さんから、私への、渡し方。
ココに、オキテがあります。

 

 

時々いらっしゃるのですが、
レッスン室に来て、バッグからテキストを出しながら、

 

「先生、はい、これ。お月謝。ココにおいておきますね。」

 

って、ピアノの上に、ポーンと置かれる方。

 

 

っちょ~~~~~っと 待ったぁ!!

そこじゃない、そこじゃないよぉぉぉぉぉ。
だめですからぁ。

 

 

「いえ、それはキチント手渡しで頂きます。
 ウチのお教室には、儀式があるのよ~。」

 

と、言いながら、やんわり拒否いたします・・・・・あはは。

 

 

まず。
生徒さんご本人に、聞きます。どんなちびっこでも。

 

 

私:「ね、これさ、中に何が入ってるか知ってる?」

 

生徒:「知らない」

 

私:「じゃさ、一緒に見てみようか。何が入っているかなぁ・・・・?」

 

生徒:「あ、お金だ」

 

私:「うん。そうだね。
    では、問題です。お金は大事でしょうか、大事じゃないでしょうか?」

 

生徒:「大事」

 

私:「うん、大事なものだよね。じゃあ、ちゃんと両手で大事に持とうね

 

生徒:「うん」

 

 

はい、まずは、ココです。

 

 

大事なお月謝袋を、先生にさし上げるのに、
片手で扱ってはなりません。

 


いや、私のことを、奉ってくださいってことじゃないわよ。
ただ、大事なものの、取り扱い方を学んでもらいたいのです。

 

 

私:「でさ、これを、今から先生に『はい』ってあげるんだよね。
   じゃさ、先生に見えた方がいいかなぁ?
   ○○ちゃんに見えたほうがいいかなぁ?」

 

生徒:「先生」

 

私:「わぁ、すごい。これ、難しい問題だったのに、よくわかったね。
   そう、先生に、可愛く見えるように持ってね。」

 

 

次のポイントは、ココです。

 

相手に何かをさし上げる時には、
相手にキチント見えるような向きにする。

 

 

些細な事ですが、大事なことです。
逆さまになっていませんか?
裏返しになっていませんか??

 

生徒さんは、ココで、お月謝袋をぐるぐる回しながら、
確認していきます。

 

 

   できた!

 

 

 

私:「うん。できたね。

  じゃ、先生に見えるように両手でもって・・
  こう、言って見ようね。

   『今月もよろしくお願いします』

  一緒に言ってみよう。さん、はいっ!」

 

 

生徒と私:「今月もよろしくお願いします」

 

私:「はい、ありがとうございます」

 

 

これを、毎月やります。
最初の頃は忘れちゃう子もいるけれど、
これは、必ず、覚えて頂きます。
うちのお教室のオキテですから。

 

 

新しく、うちのお教室にいらっしゃった方は、
はじめにびっくりされるのが、ココです。

 


「へ~、こんなことも、するんですね。」って。

 

 

はい、します。

 

 

こういった、些細な事に気を使えたり、
細かいことを相手に配慮できたりすることって、
実は、コミュニケーションの始まりなんだと思います。

マナーです。

 

 

こんなことを気遣えないようじゃ、
音楽の細かな音の響きや
繊細な音の変わりゆく様子を感じることはできません。

 

 

心は、豊かに育てないと、
細やかな動きを察知できないのです。

 

 

ふるもりポポピアノは、
脳を鍛え、心を育てるお教室です。

 

 

どうか、みんなが音楽とお友達になって、
素敵な音楽人生をおくれますように!!

 

 

そのためのオキテです。

 

 

あ、このオキテ、ココで終わりではありません。
お月謝袋を受け取った私は、
必ずその場で中を確認することにしています。

 


そして、
「はい、確かに。」

ここで、終わりです。

 

 

過不足がないか、この場で確かめることが、
一番、トラブルにならないってことを、
もう、学んでいますからね。

 

 

その場で中を確認するって、
なんか、ちょと下品な感じがして、抵抗があったのですが、
お互いのために、これが一番スマートなやり方のようです。

 

 

 

 


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6 件のコメントがあります。

  1. 石橋ちあきさんのComment

    1 ■無題
    確かに、その通りですよね。
    私も必ず、両手で渡し両手で受け取るようにしております。
    お月謝袋の向きまでは気にしていなかったので、今度伝えてみます☆
    他にも靴をそろえる、挨拶はきちんとする、基本的な事ですが大切ですね。
    特に『ありがとう』は、どんな些細な事に対しても言うようにしております。
    http://ameblo.jp/oioi3521/

  2. 3kyokoさんのComment

    2 ■Re:無題
    >石橋ちあき先生

    コメントありがとうございます。
    そうですよね。やっぱり、お金は両手で扱うべきですよね。
    そういった心遣いも、
    お稽古事の場面で学べると良いな~と思っています。

    ふるもりポポピアノのオキテは、いろいろあります。また、ご紹介しますね。

    「ありがとう」は、大事な素敵な言葉ですよね。
    私からも、大事につかうようにします。

    先生、これからも、仲良くしてください。
    http://ameblo.jp/furumoripopopiano/

  3. 『川口市 ワタナベ音楽教室』まどちゃんさんのComment

    3 ■なるほど!
    こんにちは。
    初めてコメントさせて頂きます。

    私も礼儀については悩んでいて、
    特に言えば言うほど「自分を敬え」「先生は偉いんだぞ」ってなるようなところがもやもやしていました。

    先生のブログを読ませて頂き、
    あ、なるほど、お金は大事なものだよってことや、渡し方も相手の為にどう渡したら良いか(先生相手だからと限ったことでなく)という目線でお話する方法もあるんだーっと勉強になりました。

    またブログ拝見させて頂きます。
    ありがとうございました♪
    http://ameblo.jp/watanabe-ongaku/

  4. takaさんのComment

    4 ■お月謝の心得
    当然のことのようで、改めて文字にされると確信が持ててよいですね。

     こどもがお世話になるお稽古や塾のお月謝は、
    必ず新券を袋に入れるよう、両替をしておきます。
    若い頃、自分のお月謝をお願いするときから
    ずっと守っている、これは私のオキテです。

  5. 3kyokoさんのComment

    5 ■Re:なるほど!
    >『川口市 ワタナベ音楽教室』まどちゃん先生

    はじめまして。コメントありがとうございます。

    私達、お稽古事の先生は、
    こういった礼儀とか、お行儀とかにも触れて、
    「相手の方と、気持ちのよい空間を共有するためにはどうしたらよいのか」という気配りも、
    伝えていける お仕事だと思っています。

    それって、コミュニケーションだと思うのです。

    これからも、仲良くしてください。
    http://ameblo.jp/furumoripopopiano/

  6. 3kyokoさんのComment

    6 ■Re:お月謝の心得
    >takaさん

    コメントありがとうございます。

    新券ですか。さすがですっ!!
    私も、子供の頃は、母が毎月用意していました。
    うっかり、忘れたときは、お札にアイロンを欠けていたことも・・・・

    私も、以前は、生徒さんに新券にするように申し伝えていたのですが、
    両替が有料になってから、ちょっと気が引けて、強制はしていません。

    でも、やっぱり新券でいただくと、
    気持ちが良いものですよね・・・・

    これからも、仲良くしてください。
    http://ameblo.jp/furumoripopopiano/

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