先生、私好きな人ができましたっ！

音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室　♪ふるもりポポピアノ♪　ふるもりきょうこです。

 

私は、レッスンでは、生徒さんとの心の交流を大事にしたいので、
いろんなことを　おしゃべりします。

 

 

音楽は、表現ですので、
自分が感じていること、思っていることを、
音として表現する芸術です。

 

 

自分の考えや、感じ方を
音にのせて表現するのって、
実は、結構難しいことです。

 

 

ですので、
その手前で、まずは、
言葉として表現できるようになってもらいたいと思います。

 

 

思っていることが、ちゃんと言えていますか？
あなたの心の言葉は、
ちゃんと、相手に伝わっていますか？

 

 

言葉で伝わらないことを、
音で伝えるなんて、とても難しいことなんです・・・・

 

 

あの・・・
一応、言っておきますが、
私が、単に、おしゃべりが好きってわけではありません。

 

 

ええ、念のため、言っとかないと・・・

 

お教室に入るなり、
「先生、あのね、あのね、今日ね・・・」と
楽しそうに、今日の出来事を話してくれる生徒さんもいます。

 

 

かといえば、私が話かけても、
「はい・・・」としか、言わない子も・・・・

 

あ～～～らららららら、どうしたのでしょうか・・・

 

 

そんな表現の薄さでは困ります。
溢れんばかりの感情を、
持て余すほどのエネルギーを持ってもらいたいものです。

 

 

ま、いいけどね。

 

 

しばらくすると、私のエネルギーが乗り移って、
マックス元気になってくれるから。大抵の人は。

 

 

エネルギーがないと、芸術活動なんて、
できませんから。

 

 

さて。

 

 

 

今日は、ある生徒（小５）のお話。

お教室にくるなり、
「先生、私、好きな人が出来た！　

 

どんな人だと思う？？」

 

 

 

 

 

 

 

 
いや　いや　いや　・・
相変わらず、とっぴだなぁ・・・ははは

 

 

でも、なあに？好きな人ができたって？？
へ～～～。そりゃ、一大事っ！
話を、きこーじゃありませんか。

 

 

私：「どんな人？かっこいい人？」

 

生徒：「うん、走るのが速い人。」

 

そーーーーだーーーーーーっ！！
思い出したよ。
そうだった、そうだった。

 
小学生の頃って、
走るのが速い男の子がモテたよね。確かに。

 

 

私：「へ～、走るのが速いんだ。」

 

生徒：「うん。そして、面白い人。」

 

そーーーーだーーーーーーっ！！
思い出したよ。
そうだった、そうだった。

 
小学生の頃って、
面白い男の子がモテたよね。確かに。

 

 

懐かしい・・・

 

 

生徒：「ね、先生も好きな人いた？どんな人？」

 

 

あら～～ん、ききたい？
そいじゃ～、話すわよ。

 

先生が小学校5年生の時に好きだったのは、
山下くんと言って・・・・・・
彼も、走るのが速くて面白い人で・・・・

 

 

＝＝＝＝＝＝＝＝＝恋話に花が咲く二人＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

 

じゃ、そろそろ、ピアノ弾こうか。

 

で、弾きだしたら、
なんて、素敵な音で演奏するのかしらぁぁぁ！！

 

 

小5にして、恋の魔力は偉大だ！

 

 

そうよね、私も、小5の時、
今思えば笑っちゃうけれど、
あの恋に、真剣だったもんね。

 

 

音楽って、こんな心の小さなさざ波に、
本当に、敏感に反応しちゃうから、素敵。

 

 

彼女のささやかな恋心は、
こんなにも艶やかに、
そして幸せに、音を運んできてくれる。

 

 

 

こうやって、コミュニケーションを取りながら、
豊かな心を育てながら、
音楽を通して、彼女の成長を見守りたい。

 
・・・そう思えるような出来事でした。

 

 

 

 

帰るとき、そっとその子は私に言いました。

 

「ね、お母さんには、内緒にしててね。」

 

うん、うん、わかった。わかった。
あなたがそう言うのならば、
私からは、内緒にしておきましょう。

 

 

でもね、あなた、そのテンションなら、
おうちに帰ってから、黙っていられないでしょうね。

 

 

きっと、お母さんにも言っちゃうんだろうなぁ・・

 

 

「お母さん、私、好きな人が出来た！　

 

どんな人だと思う？？」

 

 

彼女の笑顔に、幸せをたくさんもらいました。
豊かに心が育ちますように。

 

 

 

 

 
応援してください

にほんブログ村

 

音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように！




クリックして私を応援してください。

にほんブログ村