「ごめんなさい」が言える子に

2013 11月 21 レッスンの風景 , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by プリンセス・ポポちゃん



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






姉弟でレッスンに来ている A君は、

自分のレッスンが終わっても、

まだ、レッスン室の中でお姉ちゃんを待っています。

 

 

今日は、待っている間に、

ワークブックをすることにしました。

 

音符の種類に合わせて、

色わけをするお仕事です。

 

お教室の色えんぴつを使いました。

この色鉛筆は、えんぴつというよりは、クレヨンに似ていて、

くるくる回して、芯を出すタイプのものです。

 

おねえちゃんのレッスンの間、

なにやら、一生懸命に塗っておりました。

 

   よしよし・・・・やってるな・・・

 

 

 

 

おねえちゃんのレッスンが終わって、帰る準備をしている時、

なにやら、神妙な顔をして、Aくんが私のところにやって来ました。

 

 

どした?

 

 

固くおくちを結んで、何も言わないA君。。。。

居心地が悪そうな、バツが悪そうな、

今にも泣きそうな・・・

 

 

どした?

 

 

あ・・・おててに持ってるのは、

かしてあげた、色鉛筆・・・・・・

 

もしかして、やっちゃった???

 

「どうしたの?Aくん。

先生に、おはなしがあるの?

なにか、事件?」

 

 

だまって手を差し出す A君。

 

あ・・・・・・・・・・・・・・

やっぱりね・・・・折れてる。

写真

 

「大丈夫よ。おれちゃったんだね。

じゃ、せんせいに、なんて言ったらいいの?」

 

 

A「・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

私 「ごめんなさい、言えるよね。」

 

A 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい

 

私 「もうちょっと、大きな声で言ってもらいたいなぁ・・」

 

A 「・・・・・・・・・・・・・・・ごめんなさい

 

私 「うん、きこえたよ。

   すごいじゃん、ごめんなさい言えたね。

   壊れちゃったのは、しかたないよ。

   今度から気をつけようね。

   大丈夫、先生おこってないよ。

  ごめんなさいって言えたこと、すごいよ。」

 

 

 

お教室には、いろんな備品があります。

楽器もあります。

 

全て、私の大事なものです。

 

でも、お教室においている時点で、

私には覚悟があります。

 

これは、教育に使うもので、だから、壊れても仕方ない。

 

そう思っています。

 

 

ピアノも、本当に大事にするんだったら、

手袋をして触る。指紋がつかないように。

 

ヴァイオリンだって、絶対触らせない。

繊細な楽器だから。

 

 

うん、そうすることが、一番安全なんです。

でも、それは私が望んでいることではありません。

 

 

音を感じてもらいたい。

音楽を楽しんでもらいたい。

 

 

だから、リコーダーだって、吹いていいし、

ヴァイオリンだって、触らせてあげたい。

指紋がつくからだなんて、神経質なことは言わずに、

ピアノも触ってもらいたい。

 

 

ほんと、ある意味、「こわれてもいい」って思っています。

いや、わざと乱暴に扱って、壊れるのは困るけど。

 

 

ボンゴだって、さわってみないと、

どんな手触りで、

どのくらいのチカラで叩くと、どんな音が出るのか、

わからないでしょ・・・・

 

 

せっかくの防音ルームですので、

お家では出せないくらいの大音量で、

音楽を聞いて見る経験もしてもらいたい。

 

 

けちけちした根性じゃ、

人を育てるだなんてことはできませんから。

ほんと、壊れてもいいんです。

 

あ。あんまりひどい時には、弁償してねって言いますわ・・・・・(T_T)

 

 

 

そんなことよりも、

触れる事の面白さや、

扱うときの注意点などを学んでもらいたい。

 

それから、今日みたいに、

何かが壊れた時に、どう対処したらいいのかも。

 

 

「ごめんなさい」っていうのは、

時に、大人でも難しいことです。

 

まして、私が音楽を教えて、

繊細な心を育んでいる途中の うちの生徒さんなんて、

あぁ・・・とても心を痛めることでしょう・・・

 

 

でも、だからこそ、

勇気をだして、素直に言ってもらいたいの。

ちゃんと、私の目を見て。ごめんなさいって。

 

 

決して、追い詰めたりしないです。けっして。

そうじゃなくて、学んでもらいたい。

経験してもらいたいのです。

 

 

やっっちゃったという、焦る気持ち。

どーしようという、困った気持ち。

隠したいという、逃げる気持ち。

告白しようかどうしようか、迷う気持ち。

もうちょっと気をつければよかったと、後悔する気持ち。

大変なことになったという、恐れの気持ち。

やっぱり、言わなきゃね・・・って、諦める気持ち。

 

 

わずかな時間の間で、どれくらいの感情が動く??

 

この瞬間に、心が育ちます。

 

 

 

叱りたいんじゃないし、

おいつめたいのでもない。

 

 

様々な感情の変化を体験してもらいたいし、

泣きたいほど困る場面も、体験してもらいたい。

 

 

失敗してもいいんだよ。

それを、どうするかが大事ね。

間違うことだってあるよ。わざとじゃなくっても。

うん、そんなこともある。

そう、それを学んでもらいたいです。

 

 

ピアノさえ上手になればいいとは、

私は思っていません。

心が育つことのほうが、

ずっとずっと大事なことです。

 

そして、その豊かな感情からは、

やがて素敵な音楽が生まれるようになります。

 

 

その日まで、私は、ずっとずっと、

あなたの成長を見守ります。

 

それが、私が考える、心の教育です。

 

 

 

 

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