どのように、生徒を育てたいか

2011 9月 22 レッスンの風景 , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






同業者の間でも、よく話題になること。


「どのように、生徒を育てたいか」

 

 

もちろん、ピアノの指導者ですので、


生徒には、ピアノが上手になってもらいたい。

 

でも、それだけでいいのか?

 

 

楽譜が読めます。
指もよく動きます。
ベートーベンのピアノソナタ○番が弾けます。
 はい、すごいですね、よくできましたね、よかったね。

 


 
・・・・・・これで、終わり?

 

 

それで、果たしてその子の音楽性が育ったことになるのかな?

 

 

私が音楽を通して伝えたいことは、
ちゃんと、伝わったのかな?
音楽の楽しさは、体感できているのかな?

 

 

自分の過去を振り返って、
「音楽ってたのしい!」って思えた瞬間は、
どんなときだったかな?

 

 

曲が弾けたとき・・・
そういえば、テキストの曲というよりも、
幼稚園で歌っている曲とか、
テレビの曲とか、
そんな曲が弾けたときの方が、嬉しかったかも。

 


ママには、
「そんな曲は弾かなくていいから、ちゃんと練習しなさいっ!」
って、言われながら。

 

 

でも、やっぱり、弾いていました。
伴奏もつけて。

 

 

自分なりに気に入った伴奏ができたときは、
うれしかったなぁ・・・

 

 

お友達に「弾いて」って言われて弾いて
「すごーい」ってほめてもらったとき。

 

 

学校で、担任の先生に
「先生は、ピアノが苦手だから、
 今後、伴奏はあなたに全部お願いするね。
 あ~、クラスにこんな子がいて助かった~」
って、言われたとき。

 

 

走るのも遅く、逆上がりもできないくらい、運動オンチで、
虫が異常に怖い、ちっびっ子の私は、
外遊びが苦手な、
完璧 インドアな女の子だった。

 

 

外には、活躍の場はなかったね。

 

 

いろんなアンサンブルの機会に恵まれて、
たくさんの楽器と一緒に演奏もした。
心が、震えるほどの感動の体験をした。

 

 

こうやって、考えてみると、
音楽を通して、私はたくさんの感動と、
そして、自信を身に付けたと思う。

 

 

本当に幸せなことに、たくさんのこと経験できた。

 

だから、生徒にも、ぜひ、そうであってもらいたい。

 

音楽の本当の楽しさを味わってもらいたい。

 

 

「レッスンで合格した曲しか弾けない」
「人前では、演奏できない」
「楽譜がないと、弾けない」
「一人で弾くのはできるけれど、アンサンブルはできない」

 

そ~んなの、いやでしょ~~~~~

 

 

初めての曲だって、
楽譜なんて無くたって、
自分の中に音楽があれば、できるはず!

 

 

仲間がいて、そこに楽器があって、
アンサンブルをする。
そんな「幸せのチャンス」をみすみす見逃してはいけません。
音楽の醍醐味、ここにあり!

 

 

時々思うのだけれど、
テキストがどれだけ進むとか、
この曲を弾いた、あの曲が弾けるようになった
とかって言うことよりも、
もっと大事な事があると思う。

 

 

心を育てて、
音楽と、どのように向き合うのか。

 

 

せっかく出会った音楽だもの、
仲良く、ずーっと付き合ってもらいたい。

 

 

人生にポポっと音楽がお友達になり、


100倍豊かな時間を過ごすことができますように。

 

 

 

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