音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
中学校の合唱部の伴奏をしています。
なんだかんだで もう10年以上になります。
私は、とにかくアンサンブルが大好き。
伴奏が大好きです。
ありがたいことに、音大時代から
たくさんの伴奏の機会に恵まれ、
独唱、合唱、トランペット、フルート、クラリネット、マリンバ、サックス、
金管アンサンブル、ヴァイオリン、ドラム、など、
いろんな楽器とアンサンブルをやってきました。
そんな経験が、どれほど貴重で、
私の音楽に幅をもたせ、響きを豊かにしてくれたことか!
ピアノだけをやっていたのでは、絶対にわからなかったことを、
他の楽器を通して学ぶことができました。
楽器が違えば、音が出る仕組みが違います。
得意なことも違ってきます。
音が出る瞬間、音の立ち上がりも違います。
ピアノだけをやっていたら、もしかしたら
こんなことに気もつかなかったかもしれません。
いつものようにピアノを弾いていたら、
一緒に演奏していた管楽器の人たちから、
「ちょっと待て、ちょっと待て。
オレタチはそんな風には演奏できない。」
っとはじめて言われたときには、
「え?どういうこと?」っと、心の底から謎でした。
演奏できないってどういうこと?
ちゃんとやってよ。・・・・とさえ思いました(笑)
勉強不足です。
楽器の特性が違い、ピアノと同じようには発音できないだなんて、
目からウロコの出来事でした。
合唱もそう。
合唱には「ことば」がある。
それはピアノにはないもの。
ピアノにはメロディーはあるけど、言葉はない。
なので、「母音をはっきりと」とか、
「wの子音を丁寧に」とか、そんなことを意識することはない。
でも、歌には歌詞がある。
それは、とても直接的で、感情をのせやすく、
また、ときには邪魔でもあったりする。
それに、歌には「いきつぎ」がある。
当然だけど、息をつがないと、歌えない。
ピアノはそれを無視しがちな楽器です。
だって、息を意識しなくても弾けちゃうから。
その結果、不自然な演奏になっていることも多々あります。
そして、歌は「こえ」が楽器なので、
常に「声色」「声づくり」をしっかりと意識していく。
ここが、ピアノとすごくつながっているように私は感じているのだけど、
どうやったらきれいな音が出るのか、
どうやったら聴いている人に伝わりやすいのか、
どうやったら自分の願う音が出せるのか、
というようなことを、しっかりとしっかりと心をこめて意識する。
これが、私にとっては、とても楽しく、
また、限りなく勉強でもあります。
ピアノじゃない楽器(歌)の先生のお話は
ものすごく興味深く、
どんなに、どんなに、どんなに勉強になることか!
ピアノじゃない世界からの切り口で語られる音楽は、
どんなに新鮮でみりょくてきであることか!
そして私は、それを全てピアノに繋げられるように、
指導に結び付けられるように、
ずっとずっと考えてきました。
今回取り組んでいるのは、3拍子の曲。
しかし・・・・・・・なんとなくおかしい。
3拍子にきこえない・・・っていうか、
3拍目がちょっと短くて、だから微妙に、
少しずつ走るっていうか、
ま、どんどんはやくなる感じ。
・・・・っとなると、伴奏もしにくいんだよぉぉぉぉ・
3拍子がしっかりとカラダにはいっていないと、
こうなっちゃうんです。
部分練習をしたり、細かく指導をしても、
その時はちょっと良くなっても、
またすぐ元通りになる・・・・・自然に。
私は、こんな時にはやっぱりリトミックをして、
カラダで3拍子を感じることを経験することが、
一番の近道だと思います。
リトミックというと、幼児のためのものだと思われがちですが、
いえいえ、けっしてそうではありません。
中学生にもガッツリ使えます。有効です。
以前にも、中学生を対象に、リトミックをやったことがあります。
みんな楽しんで取り組んでくれましたし、
成果もあったと思います。
今回も、合唱の先生とご相談して、
ちょっとリトミックをやってみようということになりました。
歌がどのように変わっていくのか、楽しみです。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
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