音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
中学校の合唱部で、プチ・リトミック。
パラバルーンを使って、三拍子を感じる活動をやってみました。
(これは前回の発表会でのパラバルーン活動の様子です。)
みんなでパラバルーンを持って、
私が、 「ピアノを弾くからね、合わせて上下に動かしてね。」
っと言ってピアノを弾いたのですが、全然合わないっ!
なぜだ??
私 「ねぇねぇ。この曲は3拍子でしょ。
最初のイチ(1拍目)のときには、どうやったらいいのかな?」
と尋ねると、中学生たちがお互いに相談しあっていました。
「上じゃない?イチの時は、上だよ。」
「え?下じゃ?」
「やりやすい方でやろうよ。」
これじゃぁ・・・・合うわけないな。
先生の指揮は見てたかな?
指揮は1拍目は、どうなっていたかな?
この曲は、どんな感じの曲なのかな?
そんなことを感じずに歌うと、バラバラになる。
ピアノも歌も、同じ音楽です。
表現する方法が違うだけ。楽器が違うだけ。
でも表現したい音楽は、同じです。
音楽を心で感じ、カラダで感じ、
そして、それを表現するのが演奏。
心とカラダと音楽がバラバラでは、
音楽が動かない。
それを痛切に感じた、強烈な出来事でした。
私がこの合唱部とご縁ができて、
伴奏をするようになって、もう13年目。
顧問の先生も4人目です。
管楽器がご専門の吹奏楽畑の先生。
弦楽器がご専門のオーケストラ畑の先生。
声楽がご専門の合唱畑の先生。
それぞれの先生が違った切り口で音楽を語り、
違った言葉で指導されるのを、
私は近くで見せて頂いてきました。
なんて恵まれた環境なんでしょう。
おまけに先日は、合唱の大先生のレッスンまでご一緒させて頂き、
本当に深い学びと発見の時間をすごしました。
どんな解説書よりも、どんな指導書よりも、
現場の経験が一番。
吹奏楽の香りのする合唱。
オーケストラの香りのする合唱。
全てが全てが、豊かな音楽となり、
楽器が違っても、表現方法が違っても、
音楽を作り上げていくことの難しさと楽しさを、
存分に経験することが、こんなに楽しいとはっ!!!
たくさんの経験こそが、私の財産です。
自分でできないことは、指導もできないから。
だから、心やカラダで感じられていないことは、
音楽として表現できるはずがない。
だから、やっぱり、音楽を感じることって大事。
リトミックだよね。って思いました。
幼児期に、もっとたっぷり音楽を感じられるように、
しっかりと指導していきたい。
リトミックも、しっかりとカラダにインプットしてあげたい。
そう思うと、自分が受けてきた音楽教育が、
いかに恵まれ、ありがたいものであったのかと
感謝の気持ちでいっぱいになります。
母と先生方に感謝。
ご恩返しのためにも、
私は自分の生徒さんたちにも、
しっかりとした指導をしていきたいと思いました。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
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