音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
先日、人吉で、音楽コンクールがあって、
私が伴奏に行っている中学校の合唱部から、
中学生の独唱コンクールの部に参加する子たちがいて、
私は、ピアノ伴奏をしに一緒に行きました。
ここ、数年間、
年に2回、この人吉に行っているのだけれど、
あ、このコンクールの予選と本選で。
その数年間、全く街の様子が変わらない・・・・・
不思議な街だわ・・・
実は、幼少の頃、この人吉に住んでいて、
ちょっと記憶があるんだけれど、
さすがに、その頃とは、変わってるけどね。
通っていた幼稚園は、
場所は一緒だけど、随分、小さく見える・・・
お隣の青井神社で、お餅投げがあって、
お餅は飛んでくるわ、
オバチャンたちは、我先にと飛びつくわで、
怖かったなぁ・・・あの時は。
な~~んて話は、どーでもいいっ!!
ここ、人吉は、私が音楽と出会った場所なんです。
幼稚園の帰りに、どこからともなく音楽が聞こえてきて・・・
それが、どこからなのか、
知りたくて、知りたくて、
探して、探して、
やっと見つけたのが、
他の幼稚園であっていた、ヤ●ハ音楽教室でした。
カラフルなテキストと、お揃いのバッグ。
楽しそうな歌声と、ピアノ!!!!!
ねーねー、ママ。
あれって、なあに?
なにしてるの?
わたしも、やりたい!!
これが、私と音楽との出会いの場でした・・・・
だから、なんとなく、思い入れがあるのよね。
人吉。
田舎だけど、
遠いけど、
交通の便が悪いけど。
でも、私の音楽のルーツがここにあると思うと、
なんだかとても、大事にしたい場所なんです。
だから、こ~んな話も、どーでもいいっ!!
で、先日のコンクール。
いつもは、合唱部で歌っているので、
ステージに上るときも、仲間たちと一緒です。
でも、独唱は、違うもんね。
一人です。
あ、もちろん、私も一緒に行くけど。
いつも以上に緊張しているのは、
私にも、ビシバシ伝わってきます。
私は、全然、緊張しないけど。
3年生だからね。
今まで、合唱部で頑張ってきたことの締めくくりだからね。
ホント、そんなことを考えていたら、
ぐっとくるわ・・・・
ステージの袖で順番を待っていると、
すっと立ち上がって、私をまっすぐに見て、
「よろしくお願いします」
って、言ってくれた。
いや、いかん、まずいって。泣きたくなる・・・
いつの間に、この子はこんなに成長したんだろう・・・
1年生の頃は、あんなにオタオタして、
クルクルして、
トンチンカンな子だったのに・・・(あら、ちょっと、失礼っ!)
順番を呼ばれて、ステージに向かう。
あのさ~、
ステージに独りで立って、
客席の方を向いて、
大口開けて歌うのって、
それって、かなり、勇気がいることだと思います。
立派よ。今日のアナタたち。
精一杯の伴奏をしてあげたい。
あなたの舞台を、飾ってあげたい。
うんうん。
いい声が出てるよ。
素敵に響いてるよ。
豊かに表現できてるよ。
今日の、この瞬間が、
あなたにとって、宝物になりますように。。。。
演奏が終わって、二人で客席に一礼すると、
一箇所から、ひときわ大きな拍手が聞こえてきました。
・・・・だれ?
見ると、その子のお母さんでした。
背中をまっすぐに伸ばして、
目を大きく見開いて、
誰よりも大きな拍手をわが子へ・・・・
いや、もう、お母さん、ちょっとやめて。
私の涙スイッチ 入っちゃうって。
こんなところで、伴奏者が泣いたら、バカでしょ~~~~~~。
我が子がステージに立って、
独りで歌う姿を見て、
母は、何を感じたのでしょうか。
15歳の娘を見て、
何を思ったのでしょうか。
もう、このあたりで、
私の涙腺は、涙腺は・・・・・
中学校の3年間は、本当にあっという間で、
私達指導者からすれば、
風のように通りすぎていきます。
でも、その短い期間の中で、
音楽を通して、
大きく成長していく子たちを
たくさん見てきました。
3年間、部活動を頑張るという意味は、
そこにあるのだと思うし、
本当に、大きな財産になると思います。
今日の、あのお母さんは、
帰ってから、娘ちゃんに なんと声をかけるのでしょうか・・
そして、子供は、その母の愛に
どう、応えるのでしょうか・・・
素敵な一日でした。
みんな、お疲れ様でした。
顧問の先生や、
支えてくれた家族にも、感謝。
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