音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
先日「さいたピアノコンクール」がありました。
ふるもりポポピアノから挑戦した生徒さんは、
全員、予選を突破!
やったねっ!
私のお教室では
「コンクールは結果だけが大事なことではありません」
というスタイルをとっているし、
むしろ、本番までに
どうやってその曲と向き合い、
何を考えて、
どう成長していったか
という事にポイントを置いています。
結果は、がんばった自分へのご褒美だからね。って。
そこが目標じゃないからね。って。
でも、賞がいただけると、
やっぱり、嬉しいですね。
実は、今回は、特に嬉しかったのです。
ここ数年間、いろんなコンクールに挑戦しても、
ことごとく予選を通過することができず、
悲しい思いをしている生徒さんがいました。
本人も、「ダメ元でまた受けます」とか
言っちゃうようになって、
あちゃ~~、こりゃ、よくないなぁ・・・って思っていたんです。
ダメ元だなんて・・・・
子供に使ってほしくない言葉です。
なので、今回は、是非、予選を通過してもらいたかった!
そして、「だめもと」とかじゃなくって、
「私にも、できた!」って
成功体験をしてもらいたかった!
なので、なので、
今回の曲選びには、本当に、本当に本当に、
研究に研究を重ねました。
いや、いつも、ちゃんと研究してますよ。(一応言っとかないと・・・)
課題曲の数曲の中から、
どの曲を選択するのかは、
実は、結構シビアな問題です。
本番で、ステージで、どの曲が晴れやかに聴こえるか。
今の、その子のテクニックやセンスで、
どの曲が一番、素敵に演奏できそうか。
逆に、その子の弱点が、目立たなさそうなのはどの曲か。
何度も、何度も、曲を私が弾いてみます。
ここの部分は、弾きこなせそうかなぁ・・・?
大丈夫かなぁ・・?
ここが一番ステキに表現してもらいたいところだけど、
十分に豊かな表現ができるかなぁ?
あ、オクターブがある。
手は、届くかな?
考えることは、たくさんあります。
一人一人、得意なことが違いますからね。
せっかくのコンクールですから、
一番その子が輝くように選曲してあげたいと思うのです。
それでも、私が選んだ曲を、
本人が必ずしも気に入ってくれるとも限らないんだなぁ・・・
で、結局、今回は、
選曲もとても良かったと思います。
彼女に合っていました。
なので、素敵な演奏ができました。
そして、何より、なにより、
練習、がんばりました。
難しい曲だったのにね、よくがんばったよ!
久しぶりの予選通過で、
ママも嬉しそうでした。
「自信になったみたいでよかったです。」って。
・・・・・・私まで、うるっとくる・・・・
コンクールを受ける意味って、
実は、こんなところにあるんじゃないかなぁ・・・
賞状を頂くとか、盾を頂くとか、
そんなことじゃなくって、
がんばった自分に、自信をもてたり、
そんな我が子の姿に、
なんだかちょっぴり安心して、ウルッときたり、
そして私も、そんな親子の姿を見て、
今日までやってきてよかったねって思えるの・・・
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音楽が、あなたの心に潤いをくれていますか?
私は、今日も、音楽が大好きです。
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