音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
最近ハマっている指導の一つ
採譜 (さいふ)
耳コピーって言うのは、
曲を聞きながら、
自分で演奏してみることです。
採譜は、
音楽を聞きながら、
自分でその曲の楽譜を作っていく作業のことです。
これは、私自身が、小さい頃からとても得意な作業で、
そして、
音楽をやっている上で、
とても役にたった作業の一つです。
だから、私の生徒さんには、
ぜひ、このワザを伝授したい・・・・・
特に、テレビで聞いた曲とか、
今、はやりの曲とか、
楽譜がない曲を弾くときに、
ちゃちゃっと楽譜が自分で作れたら・・・いいよね。
私のお教室では、
様々なジャンルの音楽を体験してもらいたいと思っているので、
「この曲を弾きたいです」って
リクエストをするのは、大歓迎です。
ある日・・・
H君が、
「今度は、この曲を弾きたい!」
と言ってきてくれました。
嬉しいわ・・・
「弾きたい」っていう気持ち、そのものが。
もちろん、できる限り、その願いを叶えてあげたい。
どらどら、どんな曲?
あ、この曲なら、弾けるようになりそうね。
うん、やってみようか。
先生が、いつもの様に楽譜作ってあげ・・・・・・・・
・・・・・
・・・・・
いや。まてよ・・・・・・
ね、今回は、自分で楽譜を作ってみない?
H君「え~~~~~~~~?? ぼくが?」
私 「そう。できると思うよ。」
H 「え~・・・むずかしそう」
私 「うん。ちょっとむずかしいね。」
H 「やっぱり、むずかしいんだ・・・・・」
私 「当たり前じゃん。いまさら、チューリップ弾いたっておもしろくないでしょ。」
H 「そんな簡単な曲、意味ないし。」
私 「そうそう、もう、簡単なことは意味ないよ。
ゲームもさ、簡単に全クリできるゲームはつまんないじゃん。
ちょっとぐらいむずかしいから、燃えてやるでしょ。」
H 「そうねぇ・・・・」
私 「だからさ、難しいことの方が楽しいのよ。
楽しいほうがいいじゃん。やろうよ。」
H 「うん。やろう!!できるよね!ぼく!」
・・・・・・・・若干、ダマシのテクニックか・・・・・・????
いや、彼ならできる。
っというわけで、今、奮闘中です。
楽譜を書かせたことなんてなかったので、
最初は、ト音記号をどこに書くかということからのスタート。
しかも、この曲、♯が3個つくのよ。
♯の読み方はバッチリなのに、
いざ、書くとなると、とんでもないところに書いたりして・・・・
やっぱ、書かせてみてよかったよ・・・・
大譜表の縦線の書き方、
8分音符のはたの向き、
今まで当たり前の様に見ていたことも、
書いてみると、あやふやなことがたくさんあって、
びっくりしました。
書くって、大事。
自分の知識が確実なものになりますね。
ポップスの曲を採譜させるのは難しいかとも思いましたが、
私のお教室には、こんな秘密兵器があるのよぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!
へっへっへ・・・
名付けて 「リズムマグネット」
音符の長さと、1個1個のパーツの長さが整合していて、
リズムをビジュアル的に
わかりやすくするためのものです。
これを使って、
こんな風に、自分でマグネットを貼ったり、
ペンで書いたりしながら、
リズムを確認していきます。
正直、かなり高度だと思う。
やってることは、かなりすごいことだと思う。
頑張ってるよね・・・・
しかも、この作業にかかる時間が、
どんどん短くなってきてるの。
さすが、私がみこんだH君。すばらしい。
私は、この子の将来が楽しみでしょうがない。
体に染み付いた、軽やかなリズム感。
音楽を感じ取る、抜群のセンス。
豊かに育った感受性。
そして、笑顔!!
あ~~・・・
どんなふうに、成長していくのでしょう。
音楽と、どんな形で関わりあっていってくれるのでしょう。
大事に育てたい。H君の音楽の世界を。
あなたの人生が、音楽にあふれて 素敵なものになりますように!
先生は、先生は、
全力でそのお手伝いをすることを、
固く固く、お約束いたします。
今日も、あなたのおかげで、
幸せな気持ちになれました。
ありがとう。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
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