成果が出る練習の仕方。時間だけかかって成果が出ない練習の仕方。

2015 8月 10 レッスンの風景 , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






曲を練習する時、

ある程度の回数の反復練習が必要になります。

当たり前ですが、たくさん練習すればするほど、上手になります。

 

 

・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・それほんと?

 

 

 

練習すればするだけ、じょうずになる?

なってる?

練習時間に比例して?????

 

 

 

・・・・そうじゃないって、うすうす気がついていませんか?

単純に練習時間をかければ、上手になりますか?

練習時間が、練習時間だけが問題ですか?

だったら、やみくもに何時間も何時間もやれば、

それでいいってことになる。

 

 

 

 

けど、そうじゃないの。

そこじゃないの。

 

 

 

上手になるための練習ができていないのであれば、

何時間やっても、上達できません。

むしろ、逆効果といえるかも。

 

 

「ここが なんとなくうまくいかないなぁ・・・」

という箇所を、

自分がしっくりくるまで、納得がいくまで練習することはよくあります。

 

要は、その時に、

なにを意識してやっているのかということなんですけどね。

 

 

 

 

以前、偶然見かけた練習風景で、

一つのフレーズを何度も何度も練習しているところを見たことがあります。

それがね・・・・・・

 

あ、またダメだった。

はい、今度もダメ。

まだ、ダメ、できてない。

さっきよりチョット良くなった。

あ、やっぱりまたダメ。

 

って、同じ所を延々と1時間ぐらいやっててね・・・

もう、鬼コーチのシゴキかって・・・・(苦笑)

 

 

 

どこがだめなのかとか、

どうしてそうなってるのかって原因を探したり、

じゃあどうしたらいいのかって、対応策を考えたり、

どのようなやり方をすればできるようになるのかって考えたり、

そもそも、なぜそこはそうなるのかとか、

そういう「考える」という工程 をすっ飛ばして、

何度も繰り返しても、無意味です。

 

 

いや、違うな、無意味なんかじゃない。

 

考えてみたら、

「できてない状態を1時間繰り返す」ってことは、

とても危険です。

その状態を訓練するようなものですから。

無意味だと思っちゃ、大間違い。

 

 

やっちゃいけないことでしょう!!!

 

 

 

反復練習っていっても、現状を繰り替えることが目的ではないはず。

もっとよい結果を出すためにやるのだから、

どうしたら良くなるのかを考えて

進化 していくべきなんです。

ちゃんと成果を出すためには、そうです。

 

 

進化しない練習なんて、意味が無い・・・・

 

 

 

そもそも、どんな演奏をしたいと思っているのか、

今やっている練習の目的はなにか?

さっきと比べてどうなのか?どこがどうなのか?

どのように変わったから良くなったのか?

 

 

それが全部自分でわかるようになったら、

じぶんが主体になって練習ができている証拠です。

 

 

 

 

ただね・・・・・

これを一人で全部やるのは、

結構難しいです。

 

 

だから、私たちのような指導者がいるのだし、

だから、指導者をうまく頼ってもらいたい。

 

 

ちゃんと、練習の仕方もマスターしていきましょう。

これは、音楽だけに限らず他の場面にも応用できるものです。

 

 

 

せっかく時間をかけて練習するのですから、

時間だけかかって成果が出ない練習の仕方ではなく、

成果が出る練習の仕方をやっていかないと・・・・・・・

もったいないです。

 

 

 

指導者というのは、

もちろん技術を伝えるプロでもあるし、

練習のプロでもある。

 

    っと思っています。

 

 

 

 

 

 

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