ピアノをやめる時。3ヶ月しっかりとお別れの準備ができた成功例と恐ろしい失敗例。

2018 4月 19 レッスンの風景 , , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by プリンセス・ポポちゃん



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






ピアノというお稽古ごとは、

始めたからといってすぐに何かの結果がでるものではなく、

でも、確実にその子の中に

なにかしらの「素敵なこと」を育み、

じっくりとじっくりと、芽を出し花を咲かせるものだと思います。
 

 

 

そのためには、10年。

そう、やっぱり10年というのが、

1つの目安かな・・・って思っています。

 

 

 

10年間、音楽と共に暮らしていると、

音楽と本当にお友達になれて、

自分にも家族にも素敵なことがいっぱい起こったり、

自分なりの音楽とのおつきあいの仕方が、

なんとなくわかってきたりする。

そんな感じに成長していく生徒ちゃんたちを、

たくさんたくさん見てきて、

ほんとうにそう思います。

 

 

 

そして、そんな風に音楽と仲良くなって行く姿を、

私はどんなに嬉しく、

音楽仲間が増えていく予感に、

どんなに心をふるわせていることでしょう!!

 

 

 

12月の発表会の後、

高校生のH君が、言いました。

H君
先生、あのね。3月でピアノやめようと思ってる。

やめるっていうか、卒業かな。

あのね、課外とかが増えて、忙しくなるっていうか・・・

 

 

 

あぁ・・とうとうこの日が来たかぁ・・・・・

もうそろそろ、こんな話をしだすのではないかと、

覚悟していたとはいえ、寂しすぎるなぁ。

 

 

 

年中さんの頃から始めたピアノ。

私とはやけに気があって、

それから毎週、毎週、楽しくレッスンをしました。

 

 

 

部活の話や、野球の話、

福岡ドームや、広島球場の話、

おじいちゃんのお家の話、

新幹線で一人で行くという話、

名古屋名物の話・・・・・・

あぁ、ほんとうにたくさんの時間を共有し、

心を通わせ、音楽を楽しんだ、

そんなこんなが、走馬灯のように、走馬灯のように、走馬灯のように・・・・

 

 

 

こんなかわいいお子ちゃまスニーカーをはいていたのに、

今では私よりも大きい、ブランドのスニーカーで来る・・・・(笑)

 

 

 

そんなこんなが、走馬灯のように、走馬灯のように、走馬灯のように・・・・

 

 

私は、こうい言うのが精一杯でした。すました顔で。

 

あ、そうなんだ。そうだよね。忙しくなるよね。

わかる。

 

 

な~にが、「わかる」だよ。我ながらお粗末(苦笑)

でも、泣きそうだったんだもん。

もう会えない日々が来るのかと思うと、

胸が張り裂けそうだった。

恋人なのかっ!(笑)

 

 

 

いやぁ・・・・なんというか、

わが子のような存在でした。

そりゃそうです、12年間見守ってきましたからね。

大事な大事な存在です。

 

 

 

卒業かぁ・・・・・・・・涙

 

 

 

Hくんは、数々の武勇伝を残してくれました。

ははは。

 

 

 

私は、大人気なく動揺しながらも、

じゃあさ、予定を立てよう。一緒に。

3月までになにができるか、なにをしたいか。

思い残すことがないように、しっかりプランを作ろう。

 

 

H君
あ~ね。いいね、それ。

うん、予定をたてよう。

 

 

そして、二人で一緒に話し合いました。

終わりの日までに、なにをしたいか。

どんな曲を弾きたいか。

それをするためには、

いつぐらいまでに、なにを、どうしたらいいのか。

 

・・・・・・・・・・一緒に考えました。

最後の日に向って、できるだけ最高のプランを。

 

 

 

その夜、私の心が「ぽっかり」になったことは、

いうまでもありません。

 

 

 

そして、3ヶ月はあっという間に経ち、

いよいよ最後のレッスンの日になりました。

あぁ・・・本当に卒業かあ。

あっという間だったよなぁ。 

12年間の出来事が、走馬灯のように、走馬灯のように、走馬灯のように・・・・

 

 

H君
もう一回・・・・来週もう一回来たいな。

来てもいい?

 

 

 

ええっ!!!!!

そうきたかっ!!!!泣ける。泣ける。泣ける。

ささやかなプレゼントを用意してたんだけど、

そのまま隠して・・・・

 

いいよ、いいよ。おいで~~

 

その時、私は満面の笑みを浮かべていたと思う(笑)

 

 

 

そして、本当に最後の日。

やっぱり来ちゃうんだよね。その日が。

 

 

 

私はH君と連弾をして、

いっしょに音名スピードをして、

その日の全てが終わりました。

 

 

 

なんか信じられないね。今日が最後とか。

どお?今の気持は?

 

 

H君
寂しい。かな。

うん、さびしいよ。やっぱりね。

 

 

 

いかんっ!!泣ける。

 

H君
来週になったらもっと寂しいだろうね。

もう、ピアノに行かないんだって、

本当だって、実感するだろうね。

 

 

・・・・・・・・・(泣きそうなあまり、口がきけない・・・)

 

 

H君
先生、あのさ、発表会のときとか行きたいな。

呼んでよ。

お手伝いとかするよ。

 

 

ちょちょちょちょちょ。

出来すぎたエピソードでしょう。

なんて子なのよ。泣ける。

 

 

 

ありがとうね。

ほんと、ありがとう。

うちのお教室で一番お兄さんだったから、

発表会の時などは、こき使いました(笑)

 

 

 

 

その場で思いついたことをH君にむちゃぶりして、

「ええっ、そんなことまでするの?」っとビビる彼に、

「はぁ?そのくらいの芝居はできるでしょう??( ̄ー ̄)ニヤリ」

などと、強制的に役者になってもらったりもしました。

・・・見事に大役をはたしてくれました。

 

 

 

あぁ・・・・・走馬灯が流れ出すわぁ。

発表会ね。うん、ぜひ来てね。

手伝ってね。っていうか、遠慮なくこき使うね(笑)

 

 

 

そんなこんなで、H君は帰っていきました。

「じゃ」って言って。

 

 

あ~あ~・・・・・帰っちゃった。。

 

 

 

最後に、みんなで書いている「しりとりしましょうノート」に、

1ページ描いてくれました。

 

ラストか・・・・・・涙

 

 

 

でも、良い卒業ができました。

3ヶ月、私達は、しっかりとお別れの準備ができました。

まだまだ一緒に楽しいこともしたかったけど、

ちゃんと区切りをつけることができました。

幸せなことだと思います。

 

 

 

ピアノを始めたら、いつかはやめる時がきます。

寂しいけどね。

仕方ないことだし、それも成長の1つの段階です。

 

 

 

やめるときには、こんな風に

きれいにお別れができることも、

人生の学びの1つだと思っています。

 

 

 

立派よ。

 

 

 

こんな風にきれいに普通に卒業することができなくて、

「今月でやめます」って2週間前に言ってきたり、

LINEで「やめます」って送ってきたり、

挙句の果てには、なぜか先生に捨て台詞を残して退会するという、

スゴワザにでる保護者さんもいる世の中・・・・・

(いや、本当にいるんですよ。(笑) でも、10年に一人いるかいないかの珍しいケース。)

恐ろしい失敗例ですね・・・(苦笑)

 

 

 

どうしてそんなことになっちゃうかなぁ・・

そんなことをして、誰に何のメリットがあるのかな?

悲しいなぁ。

そんな姿をどうして自分の子どもに見せちゃうかなぁ。

よくないなぁ。

物事の締めくくりはこうするんだよって、

身の振り方を教えるための大事なチャンスなのに。

しっかりとお手本をみせておくべきなのになぁ。

 

 

 

 

別にやめること自体は悪いことでもなんでもない。

もちろん、私はできるだけ長く続けてもらいたいと思ってはいますが、

ご家庭の事情や、人生の選択において、

「やめる」という選択もアリだと思っています。

 

 

 

要は、辞め方だよなぁ。

人と人とのお付き合いですから。 

結局は習う側も教える側も、

心づもりと言うか、姿勢というか、

それぞれに大事。

結局はお人柄なんだと思います。

 

 

物事には準備というものがあります。

今回、私達はしっかりとやめる準備ができました。

それは、あくまでも前向きな準備です。

 

 

 

突然のバイバイは、その準備期間がありません。

今までのまとめとか、

ここまでは知っておいてもらいたいこととか、

指導にも「区切り」があります。

それに、心の準備もあります。

お互いのために、それはしっかりと守りたい。

せっかく今までやってきたのだから。

 

 

 

そして、やめるからといって、

別に今までの関係が壊れるわけでもなく、

まして、敵同士になるわけではありません(笑) もちろん。

 

 

 

ありがたいことに、ほとんどの卒業生たちとは、

偶然どこかで出会っても、

「あら、久しぶり。どお元気?」

って言い合える仲であるし、

もしかして音楽でなにか困ったときには、

「せんせ~、助けて!」って連絡をくれるような仲でいてくれています。

それは私の財産です。

ほんと、私は恵まれている。

ありがとうございます。

 

 

 

一人の生徒がやめるとき、

今まで一緒に歩んできた指導者の心が

どんなに揺れ動くか、想像できますか?

大事に大事に育ててきた、

わが子のような生徒。

その一人が、もう来週から来なくなるということが、

どれほど指導者の心をかき乱すことか!!

 

 

 

思いやりの気持ち、想像力があればわかるはずです。

音楽は、相手の心を思いやる力を育みます。

相手の気持ちを思いやることができるということは、

もしかしたら、ピアノがクルクル弾けることよりも、

もっともっと重要なことかもしれません。

 

 

 

H君は12年間、音楽を習ったことで、

とても大事なものを心の中に育てることができました。

そして私の心にも、たくさんのプレゼントをくれました。

H君の気持は、しっかりと受け止めたよ!!

ありがとう。

 

 

 

 

ね。年中さんのあの時、

音楽と出会えてよかったね。

今まで一緒に音楽ができて楽しかったよ。

これからも、音楽とお友達でいてね。

たまには遊びに来てね。

♪ふるもりポポピアノ♪ からの卒業 おめでとう。

 

 

 

ね、ちょっと、書きながら私、涙がとまらない・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






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音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!




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