音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
私のお教室の玄関コーナーは
季節によってデコレーションを変えるようにしています。
季節感を感じられるように。
それと、私が飽きっぽいから(笑)
今は、お正月が終わって、「節分」仕様です。
「ないたあかおに」という絵本は、
私が大好きで、もう何百回も読んでいる絵本です。
知っていますか?
あるところに、赤おにさんが住んでいました。
赤おにさんは、村の人達と仲良くなりたいと思いましたが、
なかなか仲良くできませんでした。
なのでキレて暴れていたら、そこに青鬼さんがやって来ました。
青おにさんは、赤おにさんのために村人たちの前で一芝居うつことを提案しました。
「僕が暴れているところに赤おにくんがきて、村人たちを助けるといいよ。
そうしたら、村人たちもきみを仲間だと思うだろう。」
青おにさんの作戦は大成功。
赤おにさんは、村人たちの信頼を獲得して、
仲良くなることができました。
それを見届けた青おにさんは、
ひっそりと村を離れました。
「僕がいたら、赤おにさんの信頼が崩れるから・・・・・・」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・ 涙
なんて悲しいお話なんでしょう。
子どもの頃、このお話が大嫌いでした。悲しすぎるから。
赤おにさんは、願いどおり村の人達と仲良くなれて、
ラッキ-だったことでしょう。
でも、それでいいの?
村の人達は、赤おにさんが悪い鬼じゃないとわかって、
仲良くなれて、よかったですね。
・・・・・そうでしょうか?
それでいいのでしょうか?
みんな・・・・・・青おにさんのこと、忘れてない??
本当に赤おにさんのことを考えてくれていたのは、誰??
村全体のことを考えてくれていたのは誰??
赤おにさんは、自分のことだけ考えてて、
自分さえみんなと仲良くなれたら
それでいいとでも思ったのでしょうか?
青おにさんだって、みんなと仲良くしたかったはず。
じゃあ、赤おにさんが村の人達に、
青おにさんのことを話せばよかったじゃない。
ちゃんと正直に話せばよかったじゃない。
お芝居までしてもらって、
自分を犠牲にしてくれたのに、
その気持にさえ気がつかずに、
自分のやりたいことだけを押し通すなんて、
自己中赤おにの ばかーーーーーーーーーーーーー!!!!
そして、何も気がつかない村人も どうかと思う。
事の本質を見ようとせず、
表面だけで判断して。
本当に大事なものや、大切な人に気がつかないだなんて。
一緒に音楽をやる仲間に、
この村人のような人がいると、
音楽が薄っぺらいものになってしまいます。
赤おにさんのような人がいると、
音楽が空中分解してしまいます。
今、世の中で赤おにさんのような人が、
あまりにも多いように思います。
「私が、私が」と自分を強く主張したり、
自分さえ良ければ何をしてもOKだと考えていたり、
相手のことを思いやることもせず、
自分の横暴なやり方のせいで、
影で誰かが泣いていても、それに気づきもせず、
自分だけが正しい、偉い、一番だと思い込み、
すまーした顔をして、良い人ぶって、
「私は幸せよ~~、当然よね。だって私、いい人だもん。」
と、勘違いした暴君のように振る舞う人。
・・・・・・・ほら、すぐに周りに数人は思い浮かぶはず。
あぁ。そんな人とは、一緒に音楽をやりたくないなぁ。
できないなぁ。
無理だなあ。
誰かのために自分を犠牲にできる心。
誰かのために。誰かのために。
愛するべきは、自分だけじゃないよ。相手だってそうなんだよ。
私は、青おにさんになりたい。青おにさんでありたいです。
愚かな赤おにさんになりませんように。
♪ふるもりポポピアノ♪ では、
こんなお話もしながら、
音楽をとおして、豊かな心を育てていきたいと思っています。
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