音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
今日は、感動した！！！
2005年からずっと、井芹中学校の合唱部とご縁があり、
ピアノ伴奏という形で、参加する機会を頂いています。
ピアノという楽器は、実はちょっと孤独で、
一人で演奏することが多い楽器です。
だからこそ、私はあえて
アンサンブルや伴奏の機会をいっぱい持つようにしてきました。
音楽はやっぱり仲間がいたほうがいい。
そして、みんなと演奏したら、
一人では感じ得ない感動がある。
学校の合唱部なので、毎年メンバーが変わり、
その年、その年で、ちょっとだけムードも変わります。
そして、指導される先生も変わりました。
今の先生は4人目。
なんだ、私が一番古いじゃないか（笑）
それぞれに個性あふれる先生方と、
音楽の話をしながら合唱曲を仕上げていく過程は、
それは本当に、なんとも言いようのない幸せな時間です。
私はピアノが専門なので、
どうしても知識も気持ちもピアノに偏りがちになります。
でも、ピアノ以外の専門の方との時間は、
音楽を深く、本当に深く、世界をより広めてくれます。
ピアノにはない歌詞があるということ。
たくさんの人の気持が集まるということ。
指揮者がいるということ。
声の色をつくるということ。
ピアノにはできないことが、たくさんあります。
合唱の指導をされる先生方の姿を見ることができて、
そこはかとない刺激を受けながら、
私はピアノを弾いています。
管楽器の目線からの指導。
弦楽器の目線からの指導。
独唱の目線からの指導。
指導される先生のほんの一言で、
生徒たちの顔がサッと変わる瞬間がある。
練習の最中に、
はっとするほど素敵な声が響く瞬間がある。
いやぁ。合唱っていいなぁ。
中学校の部活っていいなぁ。
この時期、私はちょっとだけ
「中学校の先生になればよかったかな・・・・」
って思っちゃう（笑）
歌に対する技術的なことを、
どうやって生徒たちに伝えたら良いのか、
どんな言葉が伝わりやすいのか、
どうすれば効果的なのか、
自分の指導法とくらべてみてどうなのか。
私が学ぶべきことは、たくさんある。
もちろん、ここで刺激を受けたことは
全部、自分の指導に持ち帰って、
生徒ちゃんたちに還元します。
定期演奏会や、地元のコンサート、
NHK合唱コンクール（Nコン）等の伴奏をする機会を頂き、
一緒に演奏する機会にも恵まれました。
最近の私のキーワードは、
経験と感動
これなんだよね。ほんとに。
子どもたちにも、たくさんの経験と感動を感じてもらいたい。
そしてもちろん、大人にも。
経験と感動が、心を豊かにする。
経験と感動が、明日への元気のモトになる。
今日はNコンの本番でした。
なんと私は連続13回目の出場（我ながらすごいな（笑）
指導されている先生は、直前まで
「あそこが気になる、ここも気になる」と、
心を絞り出すようなご指導をされていて、
生徒たちも私も、気持ちを一つにして歌いたいと思った。
ステージに立つと、
先生の緊張の鼓動が聞こえてくるような気さえした。
歌が始まると、すっと空気が透明になった気がした。
今まで練習してきたことが一つ一つ思い出されて、
とてもこの曲が大事な曲で、
終わらなければいいのにとさえ思ってしまう。
今まで練習してきてよかったね
って思える演奏ができました。
すごいな、みんな。
ちょっと無理な練習をしたり、
キツイことを言われたりしたこともあった。
それでも、本番ではこんな素敵な演奏ができる。
中学生ってすごいな。
そして、私は、井芹中の合唱部が大好きだな。
この先生と一緒にできて嬉しいな。
この子たちと歌えて幸せだな。
がんばる気持ちを分けてもらえました。
ステージで演奏しながら、実は泣きそうだった。
素敵すぎて。
なんだか、やたら感動した。
やっぱり、指導者が一生懸命だと、
それって、生徒たちにもバッチリ伝わるもんですね。
そうだよね。
音楽と出会えたこと、
みんなに出会えたこと、
一緒に音楽ができること、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
そして、九州大会も一緒にがんばりましょう！
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように！
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