指が届かない箇所に出会った時の、対処法。ぽん。

2016 3月 03 リトミック, レッスンの風景, 指・手・体 , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






ピアノの練習を続けていると、

テキストがどんどん進みます。

 

 

テキストがどんどん進むと、

曲がどんどん進みます。

 

 

そうすると、演奏する音域が広がってきたり、

音が移動する範囲が広がってきたり、

跳躍するようになってきたり、

和音や重音がダイナミックになってきたり・・・・・・

 

 

とにかく、音楽が次第にアクティブになってきます。

そして、豪華に、かっこ良くもなってきます。

 

 

そこで、1つ問題が発生するのだけど・・・・

カラダが小さい、手が小さい子にとっては、

これは大問題で、楽譜通りに弾けない箇所が出てくるんです。

届かないの。

指がとどかない。

 

 

どんなに指を広げても、無理。

手の大きさからして、絶対にとどかないところが出てくるんです。

 

 

 

これはねぇ・・・

私はカラダが小さかったから、よーくわかります。

本当に、困りますよね・・・・

 

 

今、年長さんの女の子が弾いている曲の中に、

7度の音程が出てくるんです。

それって、たとえば、

 

 と  を一緒に弾くの。

 

IMG_4024

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とどかないよぉぉぉぉぉ。

 

この曲は音程を学ぶ曲で、

だから違う音にアレンジするわけにもいかない。

 

 

かといって、強引に弾こうとして、

そこで無理に手を広げて7度にかすかに引っ掛けることに時間をかけると、

音楽が止まっちゃう。

 

・・・・・そんなの、本末転倒。

音楽としておかしい。

 

 

 

そこで、ちびっ子の味方の私は、

今回、こんなやり方をしてみました。

 

IMG_4004

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろん、ここが7度の音程であることは教えました。

そして、一度弾いてみて、

 

「これは、手が届かないよね。無理だよね。

だから、ここでぽんと言おうよ!

 

 

生徒 「え~~。ぽんって言うの?」

 

私 「うん、言ってみようよ。」

 

 

っということでやってみました。

これが思いがけず楽しくて、大成功!

 

 

音楽の流れを止めること無く、

且つ、その部分を意識することもできました。

 

 

リトミックでカラダにビートが入っている生徒さんなので、

音楽がスムースに流れることが心地良いことなんだと、

カラダが知っています。

 

 

音楽が流れると、自分も楽しいって知っています。

 

こうやって、音楽がどんどん楽しくなっていきますね。

自分の手が届かないような曲が弾けるようになっていくって、

スゴイことだな~~。

これからが楽しみだな~~って思っています。

 

 

 

 

 

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