音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
コンクールの舞台で、
次から次へと子どもたちが課題曲を弾く姿を見ていると、
本当にいろんな演奏があり、興味深く、そして微笑ましく思います。
カチンコチンに緊張している子もいて、
そんな子は、ステージに出てくるところからカチンコチンで、
歩き方さえぎこちなく、
表情も険しく、もちろん余裕なんてない・・・・様子です。
で、そのまま、カチンコチンになってお辞儀をして、
カチンコチンのまま椅子に座り、
カチンコチンの演奏をはじめて・・・・・・・
あぁ・・きっと、頭の中、真っ白になってるんだろうな・・・・
って察しがつくような演奏をしています。
お家ではもっと気軽に弾いていて、
もっとのびのびと演奏できて、
ここは、もっとこ~んな風に弾けてて、
次はもっと豊かに歌って・・・・・・・いたはずなのに、
ぺろんと間違ったりしちゃうんですよね。。。。。(ToT)
つい先日も、そんな光景を目撃してしまいました。
っとなると、あれだなぁ。
本番の一番の敵は、 緊張 だなぁ・・・・って思いました。
ホントに。
緊張しているか否か。
それは、ステージに登場してきた瞬間にわかります。
お辞儀した瞬間も、
椅子に座った瞬間も、
最初の音を出す瞬間も。
演奏が始まると、徐々に平常心を取り戻す場合もありますが、
大抵の場合は、その前に曲が終わってしまいます。
あぁ、緊張さえしなければっ!!!
私は、今となってはもう殆ど本番で緊張することがありませんが、
こう見えて、小さい頃は、超緊張カチンコチンマンでした^^
いや、ちがうかも。
おとなになってからも、随分長い間、
超緊張カチンコチンマンでしたね・・・・・・
なので、本番で満足できる演奏なんて、
なかなかできなかったです。
お家で、鼻歌まじりに弾いていた時の方が、
ずっと気分よく弾けたし、きちんともできてたと思います。
緊張しなくなった理由は、
ステージの経験数だと思います。
そりゃーたくさんの本番を経験しましたので、
ステージに立つということが、あまり特別なことではなくなったのでしょう。
・・・それがいいことかどうかは別として。
それともう一つ。
ステージに出て行く時の歩き方が、変わったと思います。
これは意識的に。
かっこよくステージに出て行きたかったのです。
自信なさげにとぼとぼと出て行くのでは無く、
さっそうと。
私はただでさえ小柄なので、ステージでは貧相です。
宝塚の男役のように、華があるわけでは無く、
歩幅だって狭いので、ちょこちょこ見えていると思う。
それが いやだったのーーーーーーーーーー。
舞台で大きく見せたい。かっこよくありたい。
そうすると、今から始まる演奏が、
なんだか素敵そうに感じられて、わくわくする。・・・・・・・・はず。
っと自分で考えて、
意識的に歩き方を変えました。
舞台の袖から出て行く時に、
堂々と、姿勢をカッコよく、歩幅も広く!
そうすると、緊張しなくなってきたんですよね。
不思議なもので。
リトミック的な見方をしてみると、
緊張する → だから カラダが超緊張カチンコチンマンになる
のではなく、
カラダが超緊張カチンコチンマンになる
→ だから 緊張する
なのだと思うんです。
脱力と言うのは、楽器を演奏する人たちにとっては、
すごく大事な問題で、クリアすべき問題です。
どんな楽器でも。
きれいな音を出すためには、脱力しなければいけません。
そして、緊張なんてしてたって、
いつものような演奏もできない。
適度な緊張感は、本番のエッセンスとして必要だとも思いますが、
超緊張カチンコチンマンなんかになってたら、
だめなんですよぉぉぉぉぉぉ。
姿勢、歩き方、表情・・・などが
メンタルに与える影響は、
思っている以上に大きいように思います。
コンクールに出てくるまでには、
たくさんの練習をやってきたはずです。みんな。
どの子も一生懸命に練習してきたはず。
せっかくの練習の成果を発揮できないなんて、
残念すぎます。
私は、今回の事をきっかけに、
本番での姿勢とか、歩き方とか、手の振り方とか、表情とか、
そんなことをもっと たっぷり指導していこうと思いました。
みんなに素敵な音楽を聴いて頂けるように!!!!!
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