音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
毎日のレッスンの中で、生徒ちゃんといろんな話をすることも
大事な時間、大切なことだと思っています。
学校のことやお友達のこと、
お父さんお母さんのこと、
他のお稽古ごとのことなど、
子供にだって、いろんなことがある。
もしもなにか困っていることがあって、
心の中にチクチクするものや、ざわざわするものを抱えているのだとしたら、
そのままではピアノを弾くのって、やっぱり難しいと思う。
それに、メンタルなことって、
実は、音楽にとてもダイレクトに現れるし、
心と音楽のつながりっていうものは、
本当に深いものがある。
なので、生徒や保護者の方とのコミュニケーションは、
とても大事にしていきたいと思っていますし、
それこそが、私が音楽を通して伝えたいこと、
指導していくということだと思っています。
ある日。
曲のタイトルの話から、自分の名前の話になりました。
Nちゃんは、とってもかわいいお名前。
いいなあ。うらやましい。
先生さ、ふるもりじゃん。ふるいじゃん。
おばーさんみたいで、ちょっといやなんだよね・・・・
古い森って、いいじゃん。
素敵な感じがする。
きれいな感じがするよ。
先生にはそのイメージはないなぁ・・・
森に住む ばーさん魔女みたいじゃない?
古いってもっと深いっていうか、広いっていうか、
大事な感じ。
歴史が長い感じ。
その森でしょ。
いっぱい素敵なことがある感じがする。
ちょっとぉ・・・・・・・・・
なんてことを言ってくれるのでしょう。
もう・・・もう・・・・私、涙スイッチはいっちゃうよぉ。
あ、そうだ!
その絵みたいな感じ!
そう言ってその子が指さしたのは、コレでした。
藤城清治さんの切り絵。
とても美しくて大好きなので、
レッスン室のドアに貼っているのです。
コレのイメージとはっ!!!
Nちゃんは、あまり自分をさらけ出さない子でした。
歌うのも、「はずかしい」とかなんとか言って、
なかなか歌ってくれないようなチビッコでした。
ママのお話では、赤ちゃんの頃からとても怖がりさんで、
泣いてばっかりいるようなこだったそうです。
ピアノの演奏は、よくいえばストレート。
そしてちょっとジャカスカ弾いちゃうタイプ。
私の演奏をきいて、
「どうやったらそんなになめらか~になるのかわかんない」
とか、平気で言っちゃうような子です(笑)
しかし、心のなかに、なにかガンっとしたものを持ち、
時々私やママがびっくりするような
強い発言をすることもあり、
強い部分と弱い部分を極端にあわせ持つ子です。
私はそんなNちゃんが弾くピアノが、
いつの日か素敵なものになる予感がして、
一緒にいろんなことを見たり、きいたり、話したりしながら、
指導をしてきました。
そして、今回、
こんなに深い言葉の数々を表現してくれたことを、
とてもとても嬉しく、
Nちゃんが、なにか大きな山を超えたことを確信しました。
お姉ちゃんになったなぁ・・・・・・
泣ける。
第二の母のような気持ちで見守ってきた私は、
Nちゃんの成長がとても嬉しく、
そして今後が楽しみで仕方ありません。
そして、こんな会話のあと、
Nちゃんのピアノが突然キラリと変わったのは、
いうまでもありません。
ね、Nちゃん。気がついているかな?
あなた、とてもいい演奏をした。
何かをイメージすること。
イメージしたことを言葉で表現すること。
そして、音で表現すること。
あなたは、なにかを掴みかけていますよ。
もう、私はうれしいっ!!
楽譜が弾けることだけが、
ピアノ教育ではありません。
♪ふるもりポポピアノ♪ では、
心を豊かにして、脳を鍛え、
音楽とお友達になって、
豊かな人生を送ることができるように、
大事に大事にレッスンをしていきたいと思っています。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
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