目に見えないものを感じるために、初めの一歩として。

2023 1月 21 レッスンの風景, 音楽の歴史, 音楽への想い , , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






最近懸念していること

について、もう少し考えてみる。
 

 

 

 

私は音楽家なので、
目に見えない「音楽」というものを
とても愛しているし、信じているし、
生きてきた上での支えでもありました。
私の人格を形成している大きな部分を
音楽が担っていることは、
明らかな事実です。
 
 
 

 

 

そして、音楽を通して、
本当にたくさんのことを学んだし、
感じたし、経験してきました。
 
 
 

 

 

音楽は素晴らしい芸術であると同時に、
心のこもった言語であり、
歴史でもありました。
 
 
 

 

 

そう!音楽は私にとって歴史だった!
 
 
 

 

 

西洋音楽を学んでいると、
必ず宗教音楽に触れることになります。
パイプオルガンは教会の楽器だし、
讃美歌は教会の歌。
 
 

 

 

 

では、そこではどんな音楽があったのか?
どのような思いが込められていたのかを知るためには、
聖書の内容を知っておくことが必須です。
 
 
 

 

 

聖書には新約聖書と旧約聖書があります。
西洋音楽にどちらも大きな影響を及ぼしたものです。
そもそも、聖書の知識があることを前提として生活が成り立っている場所で発生した文化芸術です。
ベースの知識というべきものでしょう。
聖書のお話が元になっている文学や音楽を学ぶのであれば、
この二つはわかっておかなければ、
音楽を理解できないと思いました。
 
 
 

 

 

何にも知らなかったら、
「マタイ受難曲」ってタイトルも、
なんじゃそりゃって感じだと思う。
歴史を知っていれば、
「アイーダ」も、もっと楽しめる!
 
 
 

 

 

それから、
ギリシャ神話、ケルト神話、北欧神話なども
読んでおきたい。
なぜなら、神話は人々の心の奥底に根付くものだし、
歴史そのものでもあるし、
それを題材とした音楽もいっぱいあるから。
 
 
 

 

 

そして、
私たちは日本人であるから、
古事記や日本書紀はもちろん読んでおこう。
ところが残念なことに、
学校教育ではここは触れられない。
「712年 稗田阿礼が古事記をまとめた」とだけ!
なんじゃそりゃー。
ほんと、騙されたと思って読んでみてもらいたい。
自国の始まりのストーリーを。
めっちゃ面白いんだから〜。
 
 
 

 

 

ところが、読み深めていけば、
古事記が日本だけのお話ではなく、
他国にもつながっていることや、
他の宗教と繋がっていることや、
そう、歴史が絡み合って繋がっていくことを、
簡単に感じることができると思う。

 

 

 

ついでにアイヌ神話や数々残されている口伝、
ホツマツタエ、カタカムナ、
また、マヤ文明やホピ族、ネイティブ・アメリカンのことなんかも知ってみると、
地球の歴史の壮大さに感動しないではいられない。
 
 

 

 

 

太古の昔から、
地球のいろんなところで人々が生まれ、生きて、
いろんな人を愛し、
平和や発展を祈り、
世の中を少しずつ良くしてきて、
たくさんの人の思いと犠牲に支えられて、
その結果、今、
暖かい部屋で香り高いコーヒーを飲みながら
着物なんて着ちゃったりして、
ピアノなんて弾けちゃったりしてるのだとするならば、
今までの人類の歴史に感謝せずにいられないよ。
 
 
 

 

 

私は、こうやって歴史を学んだことで、
目に見えないものを感じる訓練をしてきたのかもしれません。
たくさんの書物が知識を与えてくれたと同時に、
目に見えない大きな宝物を私にくれたように思います。
 
 
 

 

 

ってことは、
目に見えないものを感じることができないって現象の、
一つの原因として、
「知識不足」っていうことが考えられるのかもしれないなぁ。
例えば、「天照大御神」や「素戔嗚尊」←って漢字を読むこともできなくて、
それが何なのかを知らなかったら、
ま、「感じる」なんてことはできないよなぁ。
 
 
 

 

 

じゃ、どうする?
 

 

 

だからせめて私の周りの生徒ちゃんや保護者の方々には、
少しずつでも伝えていこうと思います。
神々の話や歴史も音楽も。
あまりにも知らなさすぎるんだと思う。
歴史を学ぶことで、世界感が広がり、
見えない時代に想いを寄せたり、
誰かの気持ちを思いやったりすることが、
今目の前にいる誰かの心を感じることにつながるのだとしたら。
 
 
 

 

 

私だって、自分が大事だし、
なるべくなら自分に都合がいいようにことが運んだほうが楽だけど、
この歳になって、なんていうのかな、
もう、自分のことはいいかなって思うんです。
もうね、十分にやるべきことはやった。
そして、周りに恵まれて、十分に幸せを頂いた。
そして、自分が幸せになるためには、
周りが幸せじゃないとありえないっていうことにも気がついた。
人が好きなんだと思う。
だから、みんなみんなみーーんなに幸せになってもらいたい。
心が豊かで、生きやすい世の中であってもらいたい。

 

 

 

音楽でできることは
いっぱいあると思う。

わー音楽ってやっぱりすごい。

そして、音楽で世界が優しく平和になっていけば、

それはとても素敵なことがなぁ。

っという事で、

ささやかながら、私にできることを少しずつやっていこうと思いました。

さー、いくぞー---!!!

 







音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!




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