音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
音楽は、ふつう目に見えません。
音として、お耳で聞こえるだけです。
それでも、音楽には 色 があります。
音楽には STORY があります。
目に見えないからわかりにくいだけで、
だから、色なんかない、ストーリーなんてないって言うことでは
ありません。確かにあるのです。
それを生徒さんに伝えるのは・・・・難しいなぁ・・
なんてったって、見えないから。
だったら、見えるようにすればいいじゃん。( ̄ー ̄)ニヤリ
ットいうことで、
音楽の可視化 というのは、ここ数年来の
私の大きな課題の1つです。
本来 見えない音楽を、
目に見える形にして、
分かりやすく、感じやすくしていこう。 というものです。
そりゃ~。あの手 この手 どんな手 その手 です。^^;
コレも、その1つ。
曲の終わりの部分、「ドシラソファ」って下降していくところ。
ここを、平坦に、「どーしーらーそーふぁーーーーー」
って弾くようじゃー、いけません。
上品さも、色気もありません。
ふるもりポポピアノに来ているからには、
そんな演奏は許されませんっ!きりっ!
ほらほら、見て!
歌詞があるでしょ。
「ゆめみてる」 って。
素敵な歌詞よね。
最後の「る」は、どんな気持ちなんでしょう・・?
怒ってる気持ち? まさかね。
優しい気持ち。 夢見ているような気持ち。
うん。
じゃあ、大きい声かな? 小さい声かな?
うん。
きっとささやくような、大事な声で。 そっっと。
じゃ、「る」は、 ハートな気持ちね。
最後だけ、小さくなるといいのかなぁ?
それとも、だんだん眠るように弾くのかなぁ・・・・?
生徒さんと話ながら、音を感じていきます。
だんだん小さく・・・・って、とても難しい。
ディミヌエンドって、
自分ではやってるつもりでも、なっていないことがほとんどです。
どうして?
それは、音がだんだん小さくなるって感覚がわかっていないからです。
「大きい音」と「小さい音」の区別はわかっていても、
「だんだん小さく」とか、「だんだん大きく」とか、
日常生活の中で、あまり意識したことがないから。
でも、目で見れば分かります。
なので、私はここで この小道具を使います。
スーパーボール!
これ、すごくわかりやすいみたい。
いろんな大きさの物を用意しておいて、
生徒さんに自分で大きさを決めてもらいます。
今回は、さっきの写真のようになりました。
ね、だんだん小さくなってる。
こうやって、一度、目で確かめておくと、
ちゃんと 音の大きさの変化を意識できます。
「あ。今、ブルーより、ピンクの方が大きくなっちゃった。」
とか、自分で言い出すようになったら、
ちゃんと 気をつけられるようになった証拠ですね。
うん。お耳が育った!!
そして、最後の仕上げとしては、
ビデオで撮影します。
こうして、目に見えない音楽を、
目に見える形にして、意識する訓練をしていきます。
すると、音楽がいきいきとしてきて、
グッと素敵になります。
私はそんな瞬間が、かぎりなく嬉しいっ!!
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すばらしい考え方ですね
僕自身も指揮をしていてそういうふうに仲間に表現を伝えられようにしたいってあらてめて思いました!
「音を可視化する」って意識を持って臨んで行こうと思います。
新しい視野をあたえていただきありがとうございました。
みねさん
嬉しいコメントをありがとうございます。
何か、参考になりましたでしょうか・・?
指揮をされているのですね。素敵です。
自分の思いを音楽に託すとき、
どんな手段で伝えれば、より伝わりやすいのかは、
音楽家の永遠のテーマですね。
指揮者の観点からも、お話しをきかせてください。
これからも、仲良くしてください。