音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
レッスンの前に、ママからLINEのメッセージが届きました。
「今日もお世話になります。
Yが、どうしてもビリーブを弾きたいというので、
シルバーウィークに楽譜を買って、今日張り切って持参します。
少し難しいのかな…と思うのですが、本人はやる気満々です。
お手数おかけしますがよろしくお願いします」
そっか・・・・
以前からその子は、
「ビリーブが好き。あの曲を弾きたい。」
と言っていたのです。
うんうん。それはぜひとも、やってみましょう!
レッスンが始まり、それとな~くビリーブに誘導しましたら、
なんということでしょう!!
もう、メロディーは上手に弾けるのです。
すばらしいぃ!!
好きな曲に挑戦するということは、
こんなパワーを発揮するんだなぁ・・・・・
じぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん・・・・・・・
っと感動している場合じゃなくて!
よし、じゃあ左手をやってみましょう!
楽譜を見てみると、左手が結構むずかしい・・・
Y君は、それをなんとかしようと、
やってみてはいるのですが、1小節がやっと・・・・・
私 「Y君さぁ、今、左手のところの音符を見て弾いてるでしょ。」
Y 「うん。」
私 「これさ、難しいよね。」
Y 「うん。」
私 「だからさ、見るところを変えたらいいんだよ。」
Y 「????????」
私 「あのね。音符を見るんじゃなくて、ここ。
ここに、英語がかいてあるでしょ。これを見て!」
Y 「これ?Fとか?」
私 「そう。Fってなんの音?」
Y 「ふぁ」
私 「うん。だから、ふぁの音を弾いてみよう。左手で。」
Y 「ふぁ・・・・・(左手でふぁを弾いてみる)」
私 「そうそう。次はCって書いてあるね。」
Y 「Cって、ドでしょ!」
私 「そうそう。スゴイじゃん。よくわかってるね。」
Y 「Bフラットは・・・・・・・ここかな・・・」
私 「完璧じゃん。そうそう。」
Y 「あれ、これ簡単かもしれない。」
私 「そうそう。簡単なのよ。Y君ならできると思う。」
Y 「うん、僕もそう思う。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私が勧めたのは、コード伴奏です。
バスティン・メソッドでがんばってきた生徒さんたちは、
音名を英語でも理解しています。
そうなると、コードネームに直結していますので、
今回のように、コードネームを見ると、
すぐに、左手の伴奏をつけることができます。
そう、
コードネームをよく見ましょう!!
小節の左上に書いてあるアルファベットは、
とても便利なもので、
楽譜通りだと左手が難しい場合は、
今回のように、これで一発解決できるのです。
これって、大人だけのものではありません。
今回のY君は年長さんです。
大好きな曲で、メロディーが弾けているので、
あとはもう簡単!
すぐに両手で弾けました。
あぁ!!!そのときのY君の笑顔ったらっ!!
この曲のムードも手伝ってか、
私はとても素敵な時間に立ち会えたと
心がきゅぅんとなる思いでした。
後日、ママからまたご連絡を頂きました。
「先日は、Yの、ビリーブを弾きたいという気持ちを見事に汲んでいただき、
本当にありがとうございました。
楽譜を準備しながらも、
『一番上だと恥ずかしいし、最後だと時間がなくなるから、真ん中くらいに入れていく』と、
レッスンバッグの中での順番を決めたり、緊張した様子もあったのですが、
先生のおかげで緊張もとけてパーっと明るくなり、
嬉しそうにピアノに向かうYを見て、
また、Yの弾くビリーブを聴いて、泣いてしまうくらい感動しました。
先生に子どもたちをお願いしてよかったと心から思いました。
ありがとうございました。」
なにこのメッセージ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・号泣スイッチ入りました (ToT)
この曲を弾きたい!という気持ちは、何よりも大事にしたいと思っています。
楽譜通りに弾くということよりも、
「好きな曲が弾けた!」という経験の方が、
本人にとって、何十倍も意味があることのはず。
あの時のY君の嬉しそうな笑顔は、私も嬉しかった!
そして、このママの気持ちも、たまらなく嬉しい!
Y君がこの曲に憧れる心と、やる気スイッチ。
ママのY君への愛情と、見守る気持ち、
音楽のちから、音楽とお友達になるって、こういうことなんだと思っています
ママの話では、
ビリーブが嬉しくて、サッカーの練習に行く前のわずかな時間にも
ピアノに向かっているということ。
おおおおおおおお!!
ちゃんとコードネームをオレンジでマークしてある!
そして、楽譜をしっかり見ながら、やってる!!
コード伴奏の仕方がわかったら、
あとは、いろんな曲に応用できますね。
こうやって、たくさんのことを経験して、
自分に自信をつけて行ってもらいたいと思います。
今回のこの素敵なストーリーの始まりは、
ママからの1通のLINE。
ありがたいことだと思っています。
改めて、私とママとの連携プレーがいかに大事かということもわかりました。
♪ふるもりポポピアノ♪ は、
レッスンだけではなく、メールやLINEでも対応します。
もう、LINE de ふるもりポポピアノ ってお教室名を変えてもいいくらい!(笑)
このように、困ったことがありましたら、
どんどん、ご連絡ください。
親子喧嘩の経過をご報告されることも、何度もあります。
ハッキリ言います。
それも、アリです。
子どもたちの成長と、未来の為に
一緒にがんばっていきましょう!!
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