「うちの子、自信がないみたいで新しいことに挑戦するのをいやがるんです」ふふふ。うちのお教室に入ったら・・・・

2018 4月 26 レッスンの風景 , , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






新しくうちのお教室に入った新しい生徒さんたちのママから、

こんなお話をよくききます。

 

生徒のママ
うちの子、自信がないみたいで、

新しいことに挑戦するのを、いやがるんです。。。。

 

 

あぁ、それね。

わかる、わかる。よくある話です。

 

 

 

そして、さすがお母さん。

ちゃんと理由がわかっていらっしゃる。

そう、「自信がないので」やりたくないんです。

 

 

 

子どもだって、ちゃんとわかってる。

今自分ができること。できないこと。

わざわざ できないってわかっていることを、

人前(私のこと)で披露するなんて、

失敗しちゃうかもしれないのに、

そんなかっこ悪いこと、やりたくないんです。

 

 

 

ある意味、とっても自然なことだと思っていますし、

自分がわかっている、

状況がわかっている、賢い 証拠だとも思います。

 

 

 

でもでも、

どうして失敗しちゃうようなことを、

やりたくないのでしょうか?????

いつ、「失敗しちゃだめなんだ」って思っちゃったのでしょう???

 

 

 

いいじゃん、失敗したって。

っていうのが私の気持なのですが、

そう思ってはいない子たちは、

失敗しないように、間違わないように、ちゃんとできるように

必死になっているように見えます。

だから、よくわからないことにチャレンジするなんて、

もってのほかなんでしょうね。

 

 

 

それに、これは周りの大人たちの責任でもあると思うのですが、

子どもがなにかちゃんとできた時、

失敗しないで上手にできた時、

満面の笑みを浮かべて、

「すごいね~。じょうずね~」って、褒めているように思います。

 

 

 

当然の光景と言えばそうかも知れません。

子どもも、褒められて嬉しいことでしょう。

でも、これって、同時に、

 

ちゃんとできること=いいこと

ってスリコミをしているような気がしてなりません。

 

 

 

いやいや、これはこれでいい。

もちろん、できたときには認めてあげたいし、

それを次に繋げるエネルギー源になるように

導いてもあげたい。

 

 

でも、これだけじゃ、

子供の心を豊かに育てることはできないんじゃないかなぁ・・・・・・

これが、失敗することを恐れ、

だから新しいことにチャレンジする意欲をポキっと折ってしまっていることに、

結びついているように思えてなりません。

 

 

 

ピアノを弾くことって、結構難しいことです。

もちろん失敗しないように弾けることは、

素晴らしいことだけど、

それは、もっとずっとずっと先のことであって、

今は、いろんなことに挑戦してもらいたい。

 

 

今はちゃんとできなくたって、いいじゃないか~~

 

 

 

トライ & エラー

何度も挑戦して、失敗して、

それでもまた挑戦する心を育てたいと思っています。

 

 

 

 

新しいことに挑戦することのワクワク感とか、

知らなかったことを知る喜びとか、

できなかったことが、できるようになった時の達成感とか、

そんな体験は、その子の大きな財産になります。

 

 

 

どうか、たくさんの挑戦をしてもらいたい。

 

 

 

なので、私が心がけていることは

失敗してもいいんだよ~~~~って環境

を作ることだと思っています。

 

 

 

あえて私が失敗する姿を見せたり、

(まあ、そんな細工をしなくても、私はちょいちょいボロを出していますが・・(笑)

大丈夫だよ。やってみてごらん。

まちがってもピアノは爆発しないから。

先生も、ピアノが爆発するんだったらやってごらんっていわないよ。

こわいもん。爆発とか。

でも、爆発しないから、大丈夫。痛くないし(笑)

って言ってみせたりします。

 

 

 

それから、うちのお教室では、

「初見」の練習をガンガンするのですが、

最初に5秒くらい楽譜を見る時間を与えたら、

すぐに弾き始めます。無謀だ(笑)

しかも、連弾で。

 

 

 

もちろん、ノーミスで弾ける子なんていません。

いいのです。

それが目的なので。

これは、初見の練習でもあり、

「間違ってもいいんだ」という体験

でもあるからです。

 

 

 

わぁ、だいたいできたね。

初めて見て、パッと弾いて、こんなにできたらすごいね。

ね、もう一回やってみようか。

 

私はこう言います。

喜んで2回めに挑戦してくれる姿をみると、

私もうれしくなります。

失敗するのはいい。間違ってもいい。

やることだ!

 

 

 

こんなことをやっていると、

生徒ちゃんたちの間に、

「な~んだ、間違っても大丈夫じゃないかぁ!!」

って気持が大きく育ってくるように思います。

 

 

 

 

新しい曲になったとき、

生徒
げー。むずかしそう。

やりたくないなぁ・・・・

って思うのではなく、

 

生徒
とりあえずやってみよう

って思ってもらいたい。

 

 

 

生徒
どうやったらできそうかな?

 

生徒
どんな練習をしたらできそうかな?

 

生徒
この曲はどんな特徴があるのかな?

 

生徒
構成はどうなっているのかな?

 

 

 

もちろん読譜のチカラも必要だけど、

それよりももっとチャレンジ精神。がんばるチカラ。

やってみようと思う気持。

自分の世界を切り開いていくパワー。

もしもダメだったとしても、再チャレンジするくじけない気持ち。

 

 

あぁ・・そんな心が育っていけば、

生きるチカラにもなると思う。

音楽を通して、心を豊かにして、

自分自身が強く、生きやすくなったらいいなぁ。

 

 

 

ほんと、私は大声で言いたい。

失敗してもいいんだって。

チャレンジしないことのほうが、もったいないんだよ。

 

 

 

なので、ちょっと長く私のお教室に通ってくれている生徒ちゃんたちは、

失敗を恐れません ヽ(=´▽`=)ノ

ほんと、いろんなことにチャレンジしてくれるし、

私が思いつかないような工夫もしてくれて、

すごいなぁって、私の方が思うくらいです。

 

 

 

っと、ここまで偉そうに書きましたが、

私は自他ともに認める、

失敗の女王です。

きっと失敗の数なら、誰にも負けないと思います。ほんとうに(苦笑)

なので、失敗の意味も、

その後に待っている未来も、いっぱい体験済みです。

 

 

 

トライ&エラー&エラー&エラー&エラー  (笑)

それでもいい。

それでも得ることはいっぱいあるよ。

ってことを、生徒ちゃんたちにもしっかりと伝えていきたいと思っています。

 

 

 

 







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