音って気をつけないと、 暴力だと思います。




音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






最近ちょっと気になるんですが・・・・・・

 

休符・お休みを感じられない生徒さんがいます。

それと、「間」を待てない生徒さんもいます。

 

いつも、常にハイテンションなんですね。

心が落ち着く瞬間がない・・・・

 

いつも身体のどこかが動いているし、

私の話を聞きながらも、上の空・・・・・・・

 

もっと・・・・

心を落ち着けて、

耳を傾けてみれば、

世の中にはステキな音がたくさんあることに、

ふんわり気がつくことができるのに・・・・・

 

雨の音・・・って聴こえるかな?

どんな音?

 

ぽつぽつ

ぱらぱら

ざーざー

がりがり

さーーーー

 

うん、雨の音って、色んな音がする。

 

あ、今のはなあに?

鳥かなぁ・・・

セミの鳴き声も聴こえるね。

 

扇風機の音、

時計の音、

おとなりのお部屋の電話の音、

 

耳をすませば、

色んな音がすることに気がつくでしょう。

 

なんだか最近、

音に無頓着な人、無神経な人が

多いように思います。

 

例えば、電車の中で大声で話す人。

ドアをものすごい音をたてて閉める人。

大音量のカーステレオ。

謎に大きな音の広告。

トイレットペーパーは、そんなにガラガラガラガラ音を立てないと、

だめでしょうか??(笑)

 

私には、ちょっと疑問に思うことばかりです。

 

音って気をつけないと、

暴力だと思います。

 

目を閉じれば、何も見えなくなります。

でも、お耳は閉じることができません。

 

なので、お耳は常に働いています。

 

テレビを見ながらうとうとしてる時、

目はもちろん閉じているので何も見えませんが、

音は、聞こえていますよね。なんとなくでも。

 

そういう時って、

夢なんだかなんだか、

うとうとしながらもその音に合わせて、

自分で映像のようなものを想像していたりしませんか?

 

それって、お耳(聴覚)と、脳は働いているということですよね。

 

それじゃぁ、お耳は疲れちゃう・・・・(ToT)

 

 

それから、もっと気になるのが、

テレビのつけっぱなしです。

 

朝起きたら、すぐにテレビをつけて、

それからずーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、

テレビがつけっぱなしになっていませんか?

 

別に誰が見ているわけだもないのに、

「なーんにも面白い番組がないなぁ・・」

なんて、言いながらも、

それでも、どうでもいい番組が、

つけっぱなしではありませんか?

 

そうやって、また お耳が疲れちゃう・・・・

 

見たい番組ならいいんです。

「よし、妖怪ウォッチはじまるよー」って

見るのは。

 

でも、そうじゃなくって、

見なくてもいいような番組が無意味につけっぱなしになってる・・・

 

それって、よく考えてみると、

  自分のお家の中に、

  誰か知らない人がいて、

  自分に全く関係もなく興味もないお話を、

  大音量で話している。

という、とてもヘンテコな状況ですよ。ね?

 

そんな中で、それを「普通」として育ってしまうと、

騒音を騒音とも思わない お耳になってしまいます。

 

自分に関係がないことが、

始終、自分の近くで鳴ってるわけですから、

それを「いかにきかないようにするか」という

訓練をしてしまうことにもなります。

 

そんな訓練をしちゃってるお耳には、

今度は、「大事なお話をちゃんと聞く」ということが、

難しくなってきます。

 

そして、

うるさいことが普通。になっちゃっていますので、

「静寂」を受け入れることができにくくなってきます。

 

なので、今日、一番始めにお話したように、

休符・お休みを感じられない

「間」を待てない

常にハイテンション

心が落ち着く瞬間がない・・・・

いつも身体のどこかが動いている

私の話を聞きながらも、上の空・・・・・・・

 

ということになっちゃうんです。

 

 

テレビのつけっぱなしは、

本当は怖いことなんだと思いますよ・・・・

 

そして、子どもが寝たあとも、

まだでもテレビがつけっぱなしだと・・・・・ね・・

もう、聴覚が休まる時間って、

一日の中で何時間あるんだろう・・って思います。

 

 

お話が聞けない子に育ってもらいたいですか?

違いますよね・・・

 

音楽は、

音がする瞬間もあれば、

音が「しない」瞬間もあります。

 

どちらも、音楽です。

 

「静寂」という時間を感じることも、

空気を読むことも、

お友達の心を思いやることも、

全部、おんなじじゃないのかなぁって思います。

 

耳をそばだてる。

音を感じる。

相手の心によりそう。

 

常にテレビの音を受け身でお耳に入れるのではなく、

自分で耳をすませて

聞きたい音を聴く。

 

そんなスタイルができていくと、

周りの人のお話も聞けるようになるでしょうし、

心も豊かになるのに・・・

 

と思えてなりません。

 

一日の中で、

「音がない時間」というのも、

作ってみてもらいたいです。

 

私が小さいころ、母は私に、

「大きな音を立てるのは、下品なことで、

おバカさんです。」

という教育をしました(笑)

 

それも、ちょっと極端だと思うのですが、

 

「カップをテーブルに置くときには、

音がしないように静かに。」

とかね。

大きな音を立てないようにするためには、

それなりの配慮が必要だし、

ものを大事にするということにもつながるし、

う・・・ん・・・ あながち間違いではなかったような・・

気はしますけどね。

 

 

音楽をするからには、

心は透明に、そして、繊細であってもらいたい。

がさつな音楽だなんて、きゃーーーー、聞きたくないっ!!

 

だから、

心をきゅーっと研ぎ澄まし、

小さな小さな音にも気がつくことができるような、

そんな細やかさも育ってもらいたい。

 

 

ずーっとテレビがつきっぱなし!

という状況では、

その部分を育てるのは、

極めて難しいと感じています。

 

 

どおでしょうか?

 

 

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