絵本を音読する事と 音楽をするという事と 心が育つという事

2012 6月 13 レッスンの風景 , , 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






どうも、音楽が歌わない生徒さんがいます。

 

 

楽譜どおりに弾けてはいるのですが・・・
音とリズムはね。

 

 

でも、でも、でも、
音楽って、そ~ゆ~ことじゃ、ないのよーーーーーーー!!

 

 

「ちょっと、歌をうたってみようか?」

 

 

う・・・・・・・
こ、これも、だめだわ・・・・

 

 

「じゃさ、この絵本を一緒に音読してみようか。」

 

 

と、一緒に絵本を声に出して読むことにしました。

そしたら

 

 

棒読み========げげ~ん!

 

 

こ、これだわ。
根本的な、原因は。

 

 

「わあ、すごくきれい」

 

 

って、会話文を、棒読み出来る気持ちは、私には理解不能だけど、
いとも簡単に棒読みをやってくれちゃうわね。

 

 

ちょっと、どーゆーことよっ!
わかんないから、本人に聞いてみました。

 

 

「ね、どおしてさ、『わあ、すぅっごく きれ~~~~~~♪』
って、言わないの?
私は女優、私は女優って思って、
おしばいするのよ~~」

 

 

そしたら、彼女が言いました。

 

 

「だって、ばかみたいじゃん。はずかしいでしょ。」

 

 

 

ががが が====ん

 

ばか みたい????
はずかしい????

 

 

できないわな、そんな事、考えてたら。

 

 

そっか・・・・そう思っていたのか・・・

 

 

だから、絵本を読むのも、
歌を歌うのも、
ピアノを弾くのも
全部、棒読みの棒人間なんだね。

 

 

 

表現できないんじゃなくって、
もっと手前に問題はありました。

 

感じる心が育っていない。

 

これは、私の責任です。

 

 

表現することは、馬鹿みたいなことではありません。
まして、恥ずかしいことなんかでもありません。

 

 

夢を見ることができて、
聞いてくれている人にも夢を与えることができる、
素敵なことだと思います。

 

 

それから、二人で一緒に絵本を読みました。
声に出して。
交代で。

 

 

1冊が終わる頃になると、
すこ~し、ほんのすこ~~し、表現ができるようになってきました。

 

 

「すんごいじゃないのぉぉぉぉぉぉぉ!!
  もう、女優みたいじゃん。
  大きくなったら、なに?声優にでもなるつもり?

 

 いや~。才能あるわあ。
 先生なんかより、上手になるでしょうね。

 

 たった1冊を読むうちに、こんなに上達する人なんて、
 あんまり いないよー。

 

 びっくりしたなあもう。
 ○ちゃんって、すごいね。」

(女優は、あんただろー・・・・)

 

 

 

こうやって、少しずつ、心が育っていけばいい。
自分を解放する方法や、
演じる気持ちは、
結局は、相手を思いやる気持ちにつながているから。

 

 

豊かな心に育ってもらいたい。

 

 

音楽の技術をマスターすることよりも、
そのことのほうが、はるかに大事なことだから。

 

 

感じる心が育ちますように。 

 

 

 

 

 

 

 

 

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