音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
今日は、ちょっといつもとは違うお話をします。
ピアノ教室の経営について。
ちょっと、現実的なお話ですが。
私は、「ふるもりポポピアノ」というピアノ教室を開いていますが、
これは、お仕事です。ビジネスです。
お、お前っ、音楽をビジネスだと言うのかぁぁぁぁぁ
っと、ご批判を頂きそうですが、そうではありません。
音楽をビジネスだと言っているのではありません。それは、同意しかねます。
音楽教室の経営が、ビジネスだと言っているのです。
おんなじだろー
いえいえいえいえ。ちょっときいて。
どうして、私が音楽教室はビジネスだと言うのか・・・?
それは・・・・
お月謝を頂いているから
です。お金を頂いているからです。
大事なお金を頂いているからには、当然、責任が生じます。
生徒さんは、私をプロだと見込んで、
「お金を払ってでも、教えを請いたい」
と、思ってくださっているのです。
だったら、私は、そのお気持ちにお応えするべきです。
ボランティアではありませんので、
ちゃんと、成果もお渡しするべきです。
音楽という、目にみえないものを扱っているので、
少しわかりにくいのですが・・・・・
もしも、目に見える商品だったら?
「お花を買いたいと思って、お金を払ったのに、お花は もらえませんでした」
だなんて、サギでしょうーーーーーーーー涙。
そんなことに、なってはいけません。
私のピアノ教室は、お月謝7000円。
時給に換算すると、3500円。
ここだけ見れば、決して安い金額ではありません。
赤鉛筆を振り回すだけで、こんなに稼げていい商売だね
って、言われたこともあります。
時給3500円だなんて、ホステスさんみたいだね
って言われたこともあります。
いえ、ホステスさんに、なんの恨みもありません。
この、発言者にカチンときただけです。
そうそう。
私も、駆け出しの頃は、こんな言葉の数々に、
カチンときたり、心が折れたりしていましたが、
もう、最近は、ずいぶん人間が丸くなって (え?図太くなって???)
もう、言いたい人は、なんとでも言ってくれ~という、放置な気持ちになってきました・・・・・
でも、まあ、こんなふうに思っている人もいるってことは、
心のどこかに引っ掛けておかなければなりません。
社会の声として。
自分で、そうじゃない って、わかっていればいいだけのことです。
そう思われないためにも、きちんとお教室経営をしていく必要があります。
自営業ですから、それなりに経営の勉強も必要です。
音大では、そんなことは教えてくれませんでしたから、
自分で学ぶしかありません。
それは、
- 音楽を学ぶ
- 音楽の指導法を学ぶ
といった音楽家として、指導者としての顔の他に、
経営者として要求される部分です。
本を読んだり、セミナーに行ったりすることは、
私にとっては、当然のことです。
だって、わからないから。学ぶしかありません。
ビジネス書は、本当にたくさんあって、
全然違う業種でも、共通するところがあったり、
新しい発見をたくさんすることができます。
「部下を育てるには・・・」なんて部分は、
「生徒を育てるには・・・」に応用できたり、
「仕事を効率良く・・・」なんて部分は、
どんな仕事にも共通する部分だから、大きく参考になったり。
それから、ビジネス塾にも所属しています。
異業種の経営者の方たちとの交流は、
素晴らしく学ぶものが多いっ!!
まずは、経営者としてのマインドを叩きこまれた私は、
とても、幸せだったと思う・・・・
- ウソはいけません。
- 人が面倒くさいと思うことを、自分はやれ。
- 目先の事に、とらわれるな。
- 「費用対効果」とか「時間対効果」とかばかり考えるな。
- 情熱をもって仕事をしろ。
- お金をもらう以上は、責任をもって、プライドを持って仕事をしろ。
- 自分が属する場所を「好きだ」って気持ちだけで十分に何かを成す事が出来る。
- 「自分の利益になる」
と思えない事も手を出すべきだ。
- 必要とされているんだったら、相手が思っている以上やる。
どれも、私がビジネスマンとしてやっていく上で、
大事な大事な、マインドです。
というか、本来は、人として大事なことだということに、
気づかせてくれた先生方に感謝。
億を動かす大企業の起業家の方々と、私がお話をするのは、
本当は場違いなのかもしれません。
億なんて、稼いでないし・・・・
でも、私に引け目を感じさせることなく会話を進めてくださるあたり、
そここそが、起業家さん方の器の大きさだし、
私が見習うべき部分でもあります。
セミナーにもよく行きます。
ビジネスセミナー。
もちろん、音楽のセミナーにも行きますよ。それは、当然です。
それと同じくらい、経営についてのビジネスセミナーに行くのも当然なんです。私にはね。
ピアノ教室は、
結婚した女性が、自宅の一部をお教室として開設していることが多くて、
だから、「主婦が片手間に」「パートみたいに」的に見られることが多いのですが、
それは、絶対にいや。
私は片手間にやっているつもりはないし、
お気軽にやっているつもりもない。
自宅をお教室に使うメリットはあるとは思うけれど、
それなりのリスクも背負うべきだと思う。
例えば、お教室の場所やお電話番号。
ビジネスとしては、公開することが必須。
だって、「お店やってます。場所は秘密です。」とか、
ありえないから。
でも、公開するデメリットや、怖さもある。正直なところ。
家族にも、迷惑がかかるかもしれない。
・・・・・・でも、店舗の家賃はかからない・・・
この、メリット、デメリットをどう考えるか?です。
お電話番号を公開するのが嫌だったら、別番号にすればいい。
それか、自分の直通の携帯電話の番号に。
それもいやだったら、お教室用に携帯電話を一台契約しましょう。
そのくらいの企業努力はするべきだと思う。
・・・・お仕事なんだから。
そんなことを、ぜ~~~~~~~~~んぶ踏まえた上で、
私は、自分の商品であるピアノ教室をやっています。
いや・・商品って言うのは、なんか、いやだなぁ・・・
この部分に、私は一番愛とプライド を持っているし、
音楽の楽しさ、素晴らしさを伝えるのが使命だとも思っているし、
それを、全うするためのビジネススキルだと思っているので。
この記事の初めの方に、
お金を頂いてやっているのだから、ちゃんと、成果もお渡しするべきです。
と書きました。
成果と言うのは、私のピアノ教室の場合は、
単に、ピアノが上手になるということだけではなく、
- 音楽が好きになる
- 音楽を楽しむことができる
- 音楽を通して、夢をみることができる
- 脳を鍛えることができる
- 豊かな心が育つ
- 他人のことを思いやれる、コミュニケーション能力が伸びる
など、たくさんあると思うのです。
これが、成果だと思うのです。
そして、家庭に音楽が溢れて、
家族みんなが音楽を好きになって、楽しんで
幸せな気持ちになってくれたら、
こんなに嬉しいことはありません。
そんなこんな、ぜんぶぜーーんぶのために、
きちんとした教室経営を心がけています。
なんか、長くなったわ・・・・今日の記事。
そもそも、こんな記事、誰か読んでくれるのかしら・・・・・
あの・・・・応援してください。
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読んでます。 ふるもりさんの上昇志向が伝わってきます!
刺激になります(ー_ー)!
いまむーさん
お久しぶりです!お元気ですか?
読んでくださって、ありがとうございます。
また、ゆっくりお話したいです♪
私も拝読しています♪
同感です。
全力投球でお教室経営&運営しています☆
ふるもり先生、共に頑張りましょうね!
チカラのこもった記事をありがとうございました。
りえ先生
コメントありがとうございます。
うれしいわぁ!!
はい。共にがんばりましょうね!
そして、メイプルちゃんにも、よろしく~~~~!!
ふるもり様はじめまして、アクロスアカデミーの渡邊と申します。現在千葉県のSCを中心に学習塾、英会話、PC教室などを展開しております会社の代表です。このブログの言葉に感銘を受けました。素晴らしいお考えだと思います。しかし、何故かピアノ教室の先生方にとってはふるもり様のお考えは少数派、、いえ否定的なかたすら多いのが現状です。ピアノ教室なのに「月謝」を受け取ることさえ躊躇する先生がいる、、ウソみたいな現実です。「私は音楽家であって、金儲けはイヤ!」みたいな先生も散見されます。私はできればピアノを演奏したい初心者の方にターゲットを絞った、新たな事業展開を模索中です。よろしければ今後も情報よろしくです。
渡邊さん コメントとーってもありがとうございます。
はい、なぜか私のような考え方の先生は少数派で、
なので、共感してもらえず、風当たりが強いことも感じております(笑)
「音楽を金儲けに使って・・」って言われたこともあります。
違うのに・・・・
お金を頂くことで、そこで大きな責任が発生すると思います。
私達 指導者は、その責任の元に、
キチントした指導をして、愛情をかけて育てていくべきなのだと、
私は意識しております。
なので、ビジネスとしての意識を持てないのは、
無責任だと思っています。
新たな事業展開、素敵ですね。 ぜひ、詳しくお話しをきかせていただきたいです。
はじめまして。
感動いたしました。
いま、悩んでいたのです。
父兄に、何年も習ってるのにうまくならない。
訴えてもいいぐらいのことをいわれて…
その子に合わせたレッスンを、心がけていたから、ショックでした。
ばあや先生・・・・ それはそれは、つらい思いをされましたね・・・ 私たち指導者は、毎日、間違いなく 生徒のことを思いながら、心を込めてレッスンをしていますよね。 ただ・・残念なことに、 その気持が、生徒や保護者の方に届きにくいこともあります。 そんな時は、本当に悲しく、心が沈みますね。 ばあや先生が、どのような気持ちでその生徒さんと向き合っていたのか、 その子のどのような部分を伸ばそうと思い、 どのように工夫したレッスンをしていたのか、 保護者の方に、なんとか上手く伝えることができたらいいですね。