音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
3月に予定している発表会に向けて、
生徒さんたちは今、練習中です。
で、どうしてもどうしても気になっていることがあるんです。
それは、楽譜について。
発表会の曲は、いつものレッスンの曲とは別に用意します。
私がその子が弾きやすいようにアレンジして
楽譜を作ることもあります。
なので、1冊の本になっているものではなく、
ペラペラの紙一枚の楽譜になっている場合も多いです。
ペラ楽譜です。
それで、その楽譜を持って帰って、練習して、
次の週にレッスンに持ってくる。
そ の 時 にっ!
まだ、ペラ楽譜のままって、
それ一体どーゆーことでしょうか?
ちゃんと、楽譜を渡すときに言ったのになぁ。
このペラ楽譜を、なにか厚紙に貼るとか、
スケッチブックに貼るとかしてねって。
じゃないと、ペラ楽譜2枚とか、3枚とかの場合、
どれが1枚目か、2枚目かわからないじゃん。
毎日、練習のたびにそれを確認するの??
弾いている途中に、
はらりと1枚が落ちることだってあるでしょ。
そして、それを拾おうとしたら、
もう一枚も落ちるという、
「ピアノ楽譜あるある」的な状態になることもある・・・・
ペラ楽譜がグシャグシャになっていることも、
もっとひどい時には、破れていることもある。
ありえないでしょう・・・・・(ToT)
それって・・・・・
練習もしてないよね。
練習もできないよね、それじゃ。
なんといっても、
今から心を込めて練習しようというときに、
肝心の楽譜に対して、その扱いだなんて、
その気遣いのなさが、悲しいです。
楽器や楽譜は、大事に扱ってもらいたい。
音楽家にとって、
楽器や楽譜には、特別な思いがあるはず。
例えば
何百年も昔に、遠い異国の地で作られた曲が、
たくさんの人の手を経て、今あなたが弾く。
その歴史の重みとか、神秘とか、感謝とか、責任とか、夢とか、
そして未来とか。
そんなものを、感じられないもんかなぁ・・・・・・
そんながさつな心じゃ、
繊細な演奏は無理だな・・・っと思います。
全て、一事が万事。
楽譜を大事にできない人は、
音楽も大事にできない。
それから、せっかくスケッチブックに貼っているのに、
よく考えないで た~だ貼ってしまって、
譜めくりが変なことになっている場合もある。
工夫するべきでしょう・・・・・
3枚の楽譜だったら、
譜めくりをしなくていいような形にできるし、
4枚の楽譜でもできるな・・・
5枚の楽譜だったら、
どこで譜めくりをするような形に製本するのが
自分にとって練習がしやすいのか、
そこまで考えて作りましょう。
・・・・っということは、
私に言われなくても、
自分で工夫できるはず。
そのくらいの工夫がないと、
音楽の中の「隠れたメロディー」を探したり、
曲の構成を分析したりするのは、もっと難しいよ。
工夫って大事。
そして、工夫ができる子は伸びます。
誰かに言われたことだけをするのではなく、
自分で、いろいろと考えて工夫できる能力って、
自分を助けることにもなるし、
お友達関係でも大事なことだと思います。
たかが ペラ楽譜1枚のことで、
こんなにガタガタ言うのもなんですけど、
こんなことも全てを物語ると感じています。
丁寧に。
考えて。
毎日の生活の中で、
気を使う練習はたくさんできます。
そうやって、ちょっとずつ学んでいけばいいと思います。
まだ楽譜がペラな人~~~~~(^^)/
明日は大雪のようなので、
お家でしっかり、楽譜作りをしてくださーい。
そして、暖かくして週末をお過ごしください。
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