レッスンの間じっと座れない子には・・・・・THE おしりのおうち




音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






ピアノのレッスンの30分間、

じっと座れない子がいます。

 

私のお教室は、2歳から受け入れているので、

年齢が低い生徒さんはとくに、

「じっとすわっていること」が、難しいこともあります。

 

いいんです。それでも。

 

お教室によっては、

「ちゃんと座れるようになってから来てください」とか、

「おりこうにできるようになってから来てください」といって、

受け入れてもらえないこともあるようですが、

私は、そうとは考えていません。

 

 

だって・・・

2歳や3歳や、場合によっては4歳でも5歳でも、

そうそう じっと座り続けられるもんじゃないもん・・・・

 

そんな子がいたら、むしろ奇跡かも。

 

 

そんなことよりも、

そのこの中のあふれるエネルギーを、

どう 「表現」 に変換していくのか。

そっちのほうが、私達指導者が考えることだと思う。

 

別に、おりこうじゃなくってもいいじゃん。

おとなしく座れなくてもいいじゃん。

心が豊かな子になってもらいたい。

その豊かさを、音楽にのせて表現できるようになってもらいたい。

 

 

もちろん、小学校に入学するまでくらいには、

ちゃんと座れるようになってもらいたいし、

お話も聴けるようにもなってもらいたいので、

そこを目標にはしますけどね。

 

だからといって、

最初からできなくてもいい。

まだ、今はできなくてもいい。

一緒に、練習していけばいいことだし、

音楽は、別に座ってしかできないことじゃないから。

 

 

で、

私がよく使うのが、これ。

IMG_2685

 

 

 

 

 

 

 

 

A4の紙に、書いたものなんですけどね。

これを、ピアノの椅子の上に置いて・・・・・

 

IMG_2684

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はい、あなたのおしりのおうちは ここよ。

ちゃんとおしりは、ここにくっつけておいてね。と。

 

 

最初は様子を見ながら、

この紙を気にしながら、

恐る恐るこのおしりのお家の上に座ってますけどね。

 

 

すぐに、立ってウロウロしたりしちゃうんです。

 

 

「あ!! おしりがお出かけしてる!いなくなってる!」

 

っと私が言うと、慌てて戻ってきたりするんです。

きゃははは。かわいいわぁ。

 

 

「ちゃんと座りなさいっ!」

「ほら、また、立ってる!」

 

って ガミガミ言うよりも、効果的だし、

私もその子も、楽しみながらなので、

イライラもしないし。

 

我ながら、ナイスなアイデアではないかとw

 

 

中には、「おうちをこわそう」

と言って、私の目を盗んでこっそり 紙を破く子も・・・・

2015-04-09_005923

 

 

 

 

 

 

 

 

ぎゃはは!

まーったく、何をやってるのやら。

 

子どもの破天荒な想像力にであうのって、

すごく楽しい。

 

 

「うわ。おしりのおうちをこわしたなーーーー。

 じゃ、おうちが壊れるときの音楽をやってみようか・・・」

 

とかって、リトミック的表現の指導につなげたり、

 

 

「うわ。おしりのおうちがこわれたので、

 先生は、しょんぼりした気持ちになってきた。

 ね。ぶんぶんぶんを、しょんぼりしたきもち(マイナー)で、弾いてみて。」

 

とかって、転調の練習につなげたり、

 

 

音楽的な活動につなげる要素って、

生活の中にどれだけでもある。

それは、指導者のアイデアと力量次第だと思ってるし、

そこに、手を抜くべきではないと思ってる。

 

 

音楽は、柔軟に楽しめるものだし、

そうやりながら、遊びのように見せかけながら

チカラをつけていけばいいんじゃないかなと、思っています。

 

 

座れるようになった人だけができることでもないし、

おりこうさんだけが、学べるものでもない。

 

もっと、日常に愛と楽しさと音楽を!!!!

 

 

 

 

 

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