音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
私は、外国語を学ぶのが趣味です。
日本語を母国語とする私が今まで学んできたのは、
英語、ドイツ語、イタリア語、フランス語、スペイン語、韓国語。
もちろん、どれも中途半端でただの趣味程度のレベルです。
でも、他言語を学んでいくうちに、いろんなことがわかりました。
イタリア語、フランス語、スペイン語のラテン系同士の言語は、
それぞれ似ているので学習しやすかったです。
時々ごちゃごちゃに混同しちゃうこともあるけれど、
それぞれの概念みたいなものを押さえておけば、
あとはちょこちょこと覚えるべきことを覚えればいいかと。
英語とドイツ語はゲルマン系と言われていますが、
私はあまり近い言語だとは感じにくかったです。
別物。っと思って勉強しました。
しかし、どちらにも使えるのが英語の知識。
どんな言語を学ぶにしても、私の場合はベースは英語だと感じています。
文章の構造や文法なども、
しっかり英語がわかっていれば、次の言語も理解の仕方がわかると思います。
私は楽譜に書いてある楽語がイタリア語の入り口でした。
ドイツ語はドイツ音名が入り口。
フランス語は、フランスの音楽や歴史に興味を持ったから。
(正直にいえば、ベルバラにハマったから(笑)
スペイン語はフランスの歴史を勉強しているうちにお隣の国まで広がって。
という感じで、
音楽が外国語の勉強のきっかけになっている
ことは否めません。
その音楽を知りたい、作曲家のことを知りたい、
当時の世の中を知りたい。
音楽を知ることと、歴史を知ることと、言語を学ぶことは、
私の中では同じことのような感覚があります。
というか、言語って音楽そのものなんです。私にとって。
外国語を勉強する時、私は音からのスタートです。
その言語の音、響きが重要なんです。
一番最初に出会った外国語は英語です。
今でも、英語の持つ響きやリズムがたまらなく大好きです。
イタリア語もドイツ語もフランス語も音楽がきっかけでしたし、
私にとっては音楽そのものです。
音楽をやっていたから、
外国語を学びやすかったとも思っています。
ピアノを演奏する時にも、音の一つ一つに心を込めて、
メロディーと伴奏のバランスを考えたり、
フレーズの中での音の重心の移り変わりや膨らみを工夫したり、
和音の中のどの音を響かせるのか調節したりすることを、
毎日毎日、何百回も数千回も繰り返している音楽家たちは、
繊細な聴覚を育み、緻密な分析力や理解力を持っているはずです。
外国語を習得するのは、実はとっても得意分野なんじゃないのかなとも思っています。
だから、私は外国語を学ぶのが趣味なんだー
脳科学的にも、音楽を学んだ人は言語の分野に良い影響を表すとか、
読解力が大きくなるとか、様々な研究結果が発表されています。
その実感がある音楽家は多いと思います。
去年の自粛期間に、韓国語と出会いました。
…韓ドラと出会いました←が本当です(笑)
字幕を見ているうちに、日本語を聞いているかのような瞬間があることに気がつきました。
ん?どうしてだろう?
それまで私は、中国語は漢字だからなんとなくわかるけど、
韓国語は記号みたいで意味がわからないと思っていました。
その中国語は、勉強しかけて挫折したので、
中国語より難しそうな韓国語はノーマークでした。
でも、何か違う、思っていたのと違う。
韓国語は、もしかして日本語に近いかもしれないと思い、
テキストを一冊買いました。
するとどうでしょう、予感的中。
韓国語は、とても日本語に近い言語でした。
ラテン系でもゲルマン系でもない言語に、
私は夢中になりました。
まず、発音が難しくない。
日本語に似てる。
ハードルが低い。
英語なんて発音が難しくて、マスターするのは果てしない感じがしますが、
韓国語は、今日から口に出せる感じ。
そして、漢字じゃない「記号」を使っていると思っていましたが、
ちゃんと漢字の名残が漢字語という形で残っていました。
そういえば子供の頃、
「漢字だけでかいてあるのが中国語。
漢字と丸とか四角とかの記号が混ざっているのが韓国語。」
って思っていました。
韓国語も漢字文化を受け継いでいました。
秀吉も切望した朝鮮半島。
私が住む九州からは本当に近くて、
歴史的にも繋がりが深かった。
そんな国の言葉を、なぜ今まで学んでこなかったのだろうかと、
我ながら不思議です。
どこをどう切り取っても、
韓国語は日本人が学びやすい言語です。
英語より、ずっとずっと学びやすいです。
短期間でマスターできるはず。
日本の公教育は、どうしてこの言語を学ばせないのだろう?
英語の前に学んでもよさそうなものなのになぁ。
そしたら、歴史や文化にも広がっていくのにな。
外国の言葉って英語だけじゃなくて他にもいっぱいあって、
それぞれが気候や地理的な影響を受けて発展していった経緯があり、
そこに歴史が絡まり、音楽が絡まり、
そして現在の世の中を作っているという壮大なロマンを感じるためには、
多言語を学ぶってことにも大きな意味があると思うんだけどなぁ。
言語は音楽。
音楽は言語。
結論。
音楽をやっていると、外国語は学びやすくなります。
音楽をやっていると、歴史も学びやすくなります。
知識は人生を豊かにします。
毎日、たのしー!
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
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