音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
秋の週末は、イベントがいっぱい。
私も、いろんなイベントで、演奏しています。
日曜日は、駅前で行われた駅コンサート、
駅コンで演奏してきました。
プログラムは、和太鼓、ブラスバンド、合唱、ヴァイオリン、Jazz・・・・
と、盛りだくさん。
全く違うジャンルの音楽が一度に聞けるのも、
こういったイベントの楽しさですね。
こんな野外イベントでは、電子ピアノを使います。
そして、スピーカーで音を出します。
・・・・・これがね・・・実は、なかなか難しい・・・
アコースティックピアノ(普通のピアノ)の場合、
どのように表現するかは、
弾いている私の意思次第なのだけど、
電子ピアノは、またちょっと違う。
思った音と、違う音がでちゃったりします。
う~~ん、なんていうのかなぁ・・・・
まず、どれだけ小さな音から大きな音までが出せるかという、
音量の幅、これをダイナミックレンジというのだけれど、
この、ダイナミックレンジが違う。
スピーカーを使うから、大きい音は出せるでしょ!
って、思われがちだけど、
大きい音だけでても、音楽としての表現は難しい。
1曲の中に、大きな音だけの曲だなんてないもん。
うるさいだけじゃん。そんなの。
繊細な場面も、ささやく場面も、
それから、ドラマチックな場面も、爆発的な場面も、
音楽には、いろんな場面がある。
その点、オーケストラや、ブラスバンドの
ダイナミックレンジはすごいなぁ・・・・・
もう、それは、集団のエネルギーだし、
ピアノ一台でも、かなわない。
電子ピアノは、このダイナミックレンジがとても小さい。
どんなに小さな音で表現しようと思っても、
ドボ~~~んと中ぐらいの音が出ちゃったりして、
自分でもびっくりすることがあります。
かと言って、劇的に、音を動かしたいと思っても、
もう、音量の限界って決まっているから、
それ以上の、音量は出ないから、
私のパフォーマンスの空振りで終わる・・・・むなしい・・・
ピアノと電子ピアノは、別の楽器だなぁ・・・やっぱり。
かと言って、本物のピアノを持ち出すわけにはいかないから、
やっぱり、電子ピアノを使うのだけれど。
魂を込めにくいことは、確かだ。
さて、前置きはこれぐらいにして(え?前置きだったの?長っ!!)
その駅コンで。
中学生のブラスバンドの演奏がありました。
ブラスバンドは、それぞれが楽器を使うからね、
このスペースじゃ、狭いでしょぉ・・・・・
でも、素敵な演奏でした。
アフリカン・シンフォニー、
Jazz,
AKB・・・・・ここのプログラムも多様だわ・・・
中でも、AKBを演奏するときの子どもたちの表情!
あ~~。そうなんだね。
やっぱり、好きなんだ。
なんて、生き生きとした音で演奏するんだろう。
好きな曲を演奏するって、
こんなにも、大きなエネルギーなのね・・・・
私の生徒さんにも、
もっと、好きな曲を弾く機会を作ろう・・っと・・。
このブラスバンドの顧問の先生は、
私もとても仲良しで、大好きな方なのだけれど、
やっぱ、うまいわぁ~~~。
何が上手いかって、
人の心をつかむのがうまい。
生徒たちも、がっちり心をつかまれてる。
演奏する子どもたちの表情を見ればわかるさ~~~。
先生の、指揮も素敵。
ってゆーか、やけに汗だくだ・・・・
アフリカン・シンフォニーでは、
周りにいた観客を飛び入りで参加させて、
その場を沸かせた。
観客も、心をわしづかみにっ!!
こんな、ちいさなイベントでは、
お客様たちは、必ずしも音楽が好きとは限らない。
通りすがりの人もいるし、
なんとなく座っちゃった人もいる。
いいの。それでも。
そんな人にも、
「なんだかよくわからなかったけど、今日は楽しかったね。」
って、感じてもらいたい。
そしたら、私達演奏家は、
あなたに音楽を届けた意味がある・・・よね。
どうか、音楽があふれる街であってほしい。
そして、音楽があふれる家庭であってほしい。
そしたら、世の中はもっと優しくなって、
平和になって、暮らしやすくなるのに。
音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!
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