「大草原の小さな家」ローラパパのヴァイオリンが語ったこと

2016 11月 25 音楽への想い 0 コメント » このエントリーを myyahoo に追加 このエントリーを GoogleRSS に追加 このエントリーを ハテナRSS に追加 このエントリーを Livedoor RSS に追加 このエントリーを goo RSS に追加  by ♪ふるもりポポピアノ♪



音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。






最近ちょっとハマっている「大草原の小さな家」

朝から、こっそり見ています。

今朝のエピソードが、どうしても忘れられなくて、
一日中、ぐるぐる私の中を巡っています。

 

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同じところに住むある女性が、

とんでもないことをいい出したのです。

80歳のお誕生日を前に、自分のお通夜をしたいと。

なぜならば、随分長い間、

自分の子どもにも孫にも会えなくて、

それどころか、連絡すらくれなくて生きているかさえわからない状態。

そんな毎日を寂しくてたまらないと感じていながら、

どうしたら良いのかもわからず、

お通夜になれば、さすがにみんなが集まってくれるだろうと、

もう、それしか子どもに会う方法はないと思ったのです。

 

 

死んでから子どもたちに会っても仕方ない。

死んだ私を喜ばせてくれても仕方ない。

生きているうちに会いたい。と。

思い詰めた上での話でした。

 

 

この辺で、泣けました。

実は、以前、私は祖母に同じようなことを言われたことがあります。

 

 

「何日も、誰も尋ねてきてくれない。

何も起こらない。

こんなんじゃ生きている意味がない。

もう、死にたい。」 と。

 

 

その時は、あまり深く考えられず、

「そんなこと言わないで。私も、時々遊びに行くから。」

とだけ、答えました。

 

 

それでも、毎日行くことなんてできなくて、

今思えば、どれだけおばあちゃんの気持ちに寄り添えたのか、

とても自信がありません。

人が大好きで社交的で、とてもやさしいおばあちゃんでした。

どんなに、寂しく、悲しかったことでしょう・・・・

 

 

あの時、おばあちゃんもきっと、

同じような気持ちだったのかもしれません。

 

 

「大草原の小さな家」の女性は、

自分のお誕生日にお通夜を計画し、

やっと訪れた子どもや孫達と再会し、

やっとやっと望みを叶えるのです。

子どもたちも母親の気持ちを理解し、

後悔し、母に感謝し、愛を確かめ合いました。

 

 

その時周りは・・・・・・・

自分のお通夜をでっち上げるだなんて、

とんでもない非常識だと糾弾しました。

一瞬ね。

でも、真実を知り、その気持を理解した時、

ローラのパパがいいました。

 

「さあ、お通夜は終わり。誕生会の始まりだ!」

 

そして、ヴァイオリンを弾き始めました。

みんなは優しくお誕生日と、家族の再会を祝いました。

 

 

・・・・・・・・・・なんというか、

人の心の奥底にある悲しさとか孤独とか、

母親にしかわからない気持ちとか、

そんなことを噛み締めている時に、

このヴァイオリンは、しみました・・・・・・・・

 

涙スイッチ、入りまくる。号泣。

誰かの心の叫びを代弁するかのような音楽。

その音楽に導かれてみんなに広まっていく優しい気持ち。

 

 

音楽ってすごいな。

 

 

そして、私がおばあちゃんにできなかったことを、

母にはちゃんとできますように。

寂しい気持ちにさせること無く、

しっかりと親孝行ができますように。約束します。







音楽と、ポポっと一生のお友達になり、
音楽を通して素晴らしい人生を楽しむことができますように!




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