音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
パソコンのプロの方から伺ったお話なのですが、
手を見ないでキーボードをたたくブラインドタッチを
子どもに指導するときには、
手元を見ないように、タオルをかけて目隠しをするのだそうです。
っということはっ!!
これは、ピアノにも使える!!!と思いました。
鍵盤を初めて間もないころは、
自分の手元が心配で目を話すことができず、
1曲弾く間、ずーっと下を向いて自分の手を見ている子もいます。
それでは、いつまでたっても楽譜を目で追うチカラがつかず、
のちのち、本当に困ります。
手元だけを見て弾いているということは、
楽譜を全然見ていないということで、
ってことは、なんとなく覚えて弾いているということなんだけど、
今はまだ短い曲だから覚えることができるけど、
すぐにどんどん曲が長くなってきて、
覚えられなくなったら、もう弾けなくなってしまうということでもあります。
それに、1回も楽譜を見ないのですから、
私がどんなに楽譜にカラフルに書き込みをしても、
かわいいシールを貼っても、
ちょっとずれた、ヘタウマなイラストを描いても、
なーーんにもならないということです。
自分がどこを間違ったのか、
どこに気をつければいいのか、
そんな復習もできず、
ひたすら現状のまま、覚えた演奏を繰り返すのみなので、
もちろん、上手になんてなるわけないのです。
大事なことは、手には書いてありません。
楽譜を見てーーーーーーーーーーー!!!!
っと、日頃から思っていたので、
このタオル作戦には、飛びつきました。
コレで自分の手は見えません。
この曲は、一度手を置いた場所から動かないで弾く曲なので、
本当は手を見る必要なんて無いのです。
見ないと弾けないと思っているのは、
大きな誤解です。
さぁ、やってみよう!!
手をタオルで隠して、違和感満載ですが、
おそるおそる弾き始めました。
「おめめは、楽譜をみたら、弾きやすいと思うよ~。」
という、私の甘い誘惑にのせられて、
楽譜を見ながら弾きました。
一度だけ心配になって、
ちらりと自分の手に目をやりましたが、
見えるのは自分の手ではなく、ムーミンのほほ笑みでした。
・・・・・・・1曲ひけました!
ほらね、弾けるでしょ。
見なくても弾けるんだよ。
それどころか、いつもより綺麗に弾けたじゃん。
ね、見なかったら、綺麗に弾けるんだよ。
・・・・・と、ここで私からの洗脳の雨嵐をうけて、
Nちゃんは、嬉しそうにうなずきました。
手を見なくても弾けた!
今日、Nちゃんは、1個の自信を身につけました。
よかったね!
パソコン先生~~。素敵なヒントを教えてくださってありがとうございます!
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