音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
楽譜を読むという作業は、
慣れないうちは、大変な作業です。
でも、音楽をお勉強する上で、
楽譜を読めるようになるということはとても大事なことで、
避けることはできません。
それならば、
できるだけ効率的に、
できるだけ楽しくやっていこうよ!
というのが、私のスタイルです。
新しい曲に挑戦するときに、
最初から順番に練習するという方法は、
私はあまりおすすめしていません。
その前に、楽譜をよく見て、構成を確認するようにとお話しています。
構成・・・っていうと、なんか難しそうですが、
曲の形式や、音形のなかで、
「ココとココが同じ」って、
同じ場所を探す「おんなじ探し」をすることや、
旋律や伴奏の中に隠れたメロディーを探したり、
コードネームを確認したり、
そんなことから始めます。
この作業をして、色分けをしていくのです。
コレをやっていると、
本当に譜読みは楽になります。
・・・・・・・ということは、
♪ふるもりポポピアノ♪ の生徒さんはみんな知っているので、
新しい曲になると、すぐにカラーペンを手に取ります(笑)
こんな感じに。
そうすると、色がついていないところが、
なんだか難しそうに思えてきちゃうんですよね。
だから、そこをどうしようかと思って・・・・・・・・
私 「わ。ねぇねぇ、妖怪みつけちゃった。」
生徒 「え?どこに?」
私 「この楽譜の中に。」
生徒 「え?いないよ、妖怪とか。」
私 「いるって。」
生徒 「え?なんて妖怪?」
私 「あのね、『みそどーぞ』って妖怪。」
生徒 「そんな妖怪いない。」
私 「いるって。お味噌が入ったお茶碗をもってるの。」
生徒 「そんなの、きいたこともない。」
私 「いや、いるって。学校にも来るでしょ。」
生徒 「来たことない。」
私 「お家にもいるかもしれないなぁ・・・」
生徒 「うちには、いない。」
私 「『みそどーぞ』って言いながら、お茶碗を出すんだよ。」
生徒 「ほんとにそんな妖怪が、いるの?」
私 「うん。給食の時間とかに来るかもね。」
生徒 「給食の時間か・・・・・・」
私 「うん。給食の時間に、『みそどーぞ』ってくるんだよ。」
生徒 「楽譜の中にもいるんでしょ。」
私 「うん、探してごらん。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(生徒:探す)
あ!いた!
ほらほらほら~~~~~~~。
いたでしょ。
みそどーぞ妖怪。
生徒 「ほんとだーーーーー。みそどーぞ妖怪だ。でたーーーーーー!!」
妖怪様、妖怪様、ありがとうございます。
今日も、この子の心を鷲掴みにできるのも、
妖怪様のおかげです。
私 「ね、みそどーぞ妖怪いたでしょ。」
生徒 「うん、でも先生間違ってるよ。」
私 「え?なにが?」
生徒 「みそどーぞ妖怪とは言わないんだよ。
妖怪は、妖怪○○って、妖怪を先に言うの。」
私 「へーーー、そうなんだ。」
生徒 「うん。そうなんだよ。」
私 「そりゃー知らなかったなあ。
じゃぁさ、じゃあさ、 妖怪どれみとか、妖怪しれそとかも見つけられる?」
生徒 「うん。みつけよう!」
こうして、この子は
楽譜の中の妖怪探しに一生懸命になり、
「さー、オウチに帰ったら、妖怪の練習をしよう!」
と言いながら帰って行きました。
練習を楽しくするのは、私の大きなお仕事です。任務です。
練習がつまらなかった時代は、
もう終わりました。
そんなもん、昭和の化石です。
日常の中に、楽しいことはたくさんあります。
楽譜の中にも、楽しいことはたくさんあります。
人生の中に楽しいことをたくさんみつけられると、
毎日を楽しく過ごすことができますね。
音楽をとおして、
そんな生きる術も身に着けていってもらいたいなぁ。って思います。
あ、そして妖怪みそどーぞは、
楽譜の中にもう一人いました。
どお?
みつかりましたか?
♪ふるもりポポピアノ♪ では、
こ~んなことばっかりして、
音楽でいっぱい遊びながら、心と脳を鍛えていきます。
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