音楽を通して脳を鍛え心を育てる
熊本市西区のピアノ教室 ♪ふるもりポポピアノ♪ ふるもりきょうこです。
リトミックって言葉と同じくらいわかりにくい言葉に、
「ソルフェージュ」って言葉があると思います。
ソルフェージュというのは、
楽譜を読むことを中心とした音楽の基礎のチカラをつけるためのものです。
●音符の読み方
●リズム感
●拍子感
●音楽を聴きとる
●音楽を歌う
など、音楽の総合的な基礎力を身につけるためのもので、
楽器の演奏をする上でも、
とても大事なチカラです。
もちろん、ピアノを学ぶ上でも。
私は今、楽譜を読んで理解するのは、
新聞を読んで理解するのと同じようにできます。
それは、「楽譜を読む」という
基礎力があるからです。
文章を読むのも、練習しましたよね。
最初はひらがなも読めなかったのに、
ちょっとずつ、一文字ずつ読めるようになって、
やがてひとまとまりの文が読めるようになって、
文章として理解できるようになって・・・・
って、段階を踏みました。
楽譜を読むのも、同じようなことです。
このチカラが育っていないと、
弾いたことがある曲しか弾けない。とか、
しばらく弾いてないと、すっかり忘れてしまって、
もう二度と弾けない。とか、
そんな悲しい事になってしまうのです。
ソルフェージュのチカラを、
ちゃんと身につけてもらいたい・・・・・
すぐにできることではありませんし、
短期間で習得できるものでもありません。
繰り返し、何度も、長期間にわたって
訓練しながら身につけるものです。
でもね、
それができるようになると、
自分のチカラで楽譜を読むことができるようになります。
私の助けがなくても、
ママの助けがなくても、
周りの助けがなくても、
楽譜が読めて演奏することができる。
それは、私からの自立の一歩であり、
音楽の世界への新しい一歩です。
私は音楽と一生のお友達になって、
人生を豊かなものにしてもらいたいので、
このソルフェージュのチカラは、
ぜひぜひ身につけてもらいたいとの思いがあります。
ソルフェージュのチカラを磨くのにやることは、
大きく４つあります。
★視唱
初めて見た楽譜を、ドレミで歌うことです。
正しい音程とリズムで歌うことで、
拍子感や和声感、豊かな音感も育てることができます。
★聴音
お耳で聴いた音がどんな音なのかを聴き分けるチカラです。
音程はどうなっているのかな？
リズムはどうなっているのかな？
それを楽譜に書いたらどうなるのかな？
聴いた音を楽譜に書くのには、
記憶力も必要ですし、
楽譜のルールもわかっていなければなりません。
音楽をするにあたって、
お耳のチカラを鍛えるって、
本当に大事なことです。
★楽典
これは、音楽の理論のことです。
音程や和音、リズムや音楽の言葉、ルールについて学びます。
★初見演奏
初めて見た楽譜を、さっと演奏することです。
曲の構成を瞬時に理解したり、
演奏しながら、常に数小節先を先読みするチカラが必要です。
おおっとぉ！
こんな風に書くと、
なにか特別難しいことのようですが、
いえいえ、そんなことはありません。
ソルフェージュだって、楽しみながら学ぶことはできます。
音楽は、そもそも楽しいものだからです。
また、ソルフェージュは大人のためのものではなくて、
本来は、楽器の演奏の前に身につける能力だと思っています。
楽器を夢のように演奏するテクニックを身につける前に、
ソルフェージュの能力を身につけると、
音楽はとても楽しく、豊かなものになると思います。
そう。ソルフェージュって、
導入期から訓練するのが理想だと思っています。
なので、
ふるもりポポピアノでは、
導入期から、リトミックやソルフェージュを取り入れて
レッスンをしています。
まさか、生徒さんに
「今から、ソルフェージュしますよぉ。
これはとても大切なことで、なんたらかんたら～・・・」
なんて言いませんよ（笑）
むしろ、遊びのように見せかけています。
音楽は楽しいもの！！
音楽は感じるもの！！
そのためには、どんな工夫でもするわーーーーー！
最近良く思うのですが、
この指導のためのいろんな工夫って、
私、もう、趣味かもしれません（笑）
ピアノを弾くことだけが音楽じゃない。
音楽はもっと夢のように楽しい物のはずです。
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